プラバンはレジンでコーティングすることで色落ちを防げたり耐久性がアップします。
また、レジンを塗ることでプラバン表面がぷっくりと可愛くなり、完成度の高い仕上がりになります。
ところが、レジンでコーティングする時に油性マジックが滲んでしまったり、たくさんの気泡が入ってしまったり、うまくコーティングできない失敗もよく起こります。
この記事では、プラバンにレジンでコーティングする時に失敗しない塗り方とコーティング方法のコツを紹介します。
記事を読み終わると、プラバンへのレジンコーティングが上手くなります。
プラバンにレジンを使う時の作り方
まず、プラバンの基本の作り方を紹介します。
今回は色鉛筆でプラバンを作る時の基本の作り方で紹介します。
色鉛筆でプラバンに着色する時は、やすりなしで色鉛筆で着色ができるフロストタイプのプラバンが便利です!
色鉛筆で作るプラバンの作り方のコツは、【プラバンに色鉛筆でやすりなしで着色する塗り方!フロストタイプが簡単!】で紹介しています。
「色鉛筆で上手にプラバンを作りたい!」と思う場合は、ぜひ参考にしてみて下さい。
ではでは、色鉛筆を使ったプラバンの基本の作り方を紹介していきます。
まず、フロストタイプのプラバンの表側から油性ペンでイラストを書き写します。
次に、フロストタイプのプラバンの裏側から色鉛筆で着色します。
プラバンに色が塗れたら、オーブントースターにフライパンホイルを敷いてプラバンを焼きます。
アルミホイルではなくてフライパンホイルの上で焼くことで、焼かれたプラバンがアルミホイルにくっつく失敗がなくなります。
プラバンは焼かれるとぐにゃぐにゃと曲がりながら縮んでいき、数分待てばペタンと平らになって落ち着いてくれます。
プラバンがまっすぐに平らになって落ち着いたタイミングが、焼いたプラバンを取り出すタイミングです!
これが、プラバンの基本の作り方です。
焼かれたプラバンがグニャグニャと縮んで上手に真っ直ぐに焼けない場合は、【プラバンで失敗しない上手な焼き方にはコツがある!】を参考にしてみて下さい。
プラバンを真っ直ぐきれいに焼けない人でも、きれいに真っ直ぐに焼けるようになるコツを動画で紹介しています。
また、アクリル絵の具やポスカでプラバンを作りたい場合には、【プラバンの完成度が上がる着色の種類と色付け方法のコツと作り方!】を参考にしてみて下さい。
色鉛筆を使った着色以外(ポスカやアクリル絵の具)のプラバンの作り方も紹介しています。
続いて、焼き上げたプラバンをレジンでコーティングする方法を紹介していきます。
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プラバンをレジンでコーティングする方法(塗り方)
プラバンを焼き終わったら、プラバン背面と表面を油性ペンでも滲まないパジコの水性ニスでコーティングします。
レジンを塗る前に滲まない水性ニスでコーティングしておくことで、レジンで油性ペンが滲んでしまう失敗を防ぐことができます。
水性ニスが乾いたら、レジンを適量垂らして爪楊枝で広げます。
まずは適量のレジンを硬化させてから再度レジンを重ね塗りします。
レジンの重ね塗りで厚みを持たせることで、プラバンの表面がぷっくりと可愛く仕上がります。
一度にたっぷりとレジンを垂らして液ダレしないように注意しましょう!
プラバンのコーティングで使うレジンは、陶器のようにツルツルにきれいに仕上がる清原のUVクラフトレジン液がおすすめです。
レジンを垂らした時に、レジンの中に泡のようなものができることがあります。
そういった気泡(レジンの中にできる泡みたいなもの)は、爪楊枝の先で取り除きます。
また、塗ったレジンをエンボスヒーターで温めることでも気泡はなくなります。(火傷には注意しましょう!)
爪楊枝で気泡を取り除くことが苦手な場合は、ぜひお試ししてみて下さい。
ちなみに、Amazonで一番売れているエンボスヒーターは、「エンボスヒーター EH-4334」です。
レジンの気泡を取り除けたら、UVライトでUVレジンを5分〜10分程硬化します。
UVライトがない場合は、太陽光に2時間くらい当てておくとレジンはかたまります。
ただし、太陽光に当てている2時間の間にほこりがついたり、時間がかかってしまったりとあまりおすすめはできない方法です。
5分〜10分でレジンがかたまるUVライトと、レジンの硬化までに2時間もかかる太陽光では、断然UVライトがおすすめです!
レジンが固まれば、ぷっくり可愛くレジンコーティングされたプラバンの完成です。
ここからは、よくあるレジンコーティングの失敗例とその対策を紹介していきます。
プラバンのレジンが滲んでしまう失敗はどう防げばいい?
油性ペンでイラストを描いた上からレジンを垂らすと、油性ペンがレジンで滲んでしまう失敗がよく起こります。
色鉛筆でもレジンで滲んでしまう失敗がよく起こります。
これらの失敗は、レジンを塗る前に水性ニスでプラバンをコーティングすることで防げます。
ただし、注意点があります。
100均で販売されているような普通の水性ニスではコーティングしないで下さい!
油性マジックや色鉛筆のインクが滲んでコーティングに失敗してしまうからです。
おすすめの水性ニスは、油性マジックや色鉛筆でも滲まないパジコの水性ニスです。
レジンでコーティングをする前に、パジコの水性ニスでプラバン表面を薄くコーティングしておけば、レジンをたっぷりと塗った時にも油性マジックや色鉛筆が滲みません。
プラバンにコーティングしたレジンが剥がれる時はどうすればいい?
プラバンをレジンでコーティングした時に、プラバンからレジンが剥がれる失敗が起こることがあります。
この失敗は、以下の2ステップで簡単に防ぐことができます。
- プラバン表面に水性ニスを塗って乾かす
- プラバンに塗った水性ニスが乾いたら、水性ニスの上からレジンを重ね塗りして硬化させる
プラバンをレジンでコーティングする前に、プラバンの表面に薄く水性ニスを塗るだけで、プラバンからレジンが剥がれる失敗が防げます。
この時に使う水性ニスは、油性ペンでも滲まないパジコの水性ニスがおすすめです。
100均の水性ニスなどを使うとプラバンに描いた油性ペンが滲んでしまいます!普通の水性ニスは使わないようにしましょう!
でも、ハードタイプのレジンを使っていると、この方法を使ってもプラバンからレジンが剥がれてしまうことがあります。
そんな時には、また別の解決方法があります。
レジンの「星の雫グミータイプ」をプラバン表面に塗って硬化させた後に、ハードタイプのレジンを重ね塗りして硬化させてみて下さい。
この方法を使えば、そのまま何もせずにプラバンにレジンでコーティングするよりも、レジンがプラバンから剥がれにくくなります。
「レジンでコーティングすると剥がれてしまう。。。」と悩んでいる場合は、ぜひこの二つの方法をお試ししてみて下さい。
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プラバンをレジンでぷっくり可愛くコーティングしたい時の塗り方は?
レジンでプラバンをコーティングしてぷっくり可愛く見せるには、レジンをたっぷりと使う塗り方がおすすめです。
ただし、一度にたっぷりとレジンを塗ってしまうと、液ダレが起こりやすいです。
レジンの液ダレが起こると、プラバンは上手くぷっくりと可愛く見えてくれません。
プラバンをレジンでぷっくり可愛くコーティングしたい時の塗り方にはコツがあります。
まず、適量のレジンをプラバンに垂らして硬化させ、重ね塗りをするように追加でレジンを垂らして硬化させます。
レジンを重ね塗りをする方法でたっぷりとレジンを使ってコーティングした方が、きれいにぷっくりと可愛く仕上がります。
また、使用するレジンによっても仕上がりに差が出てきます。
例えば、100均でもレジン液が販売されていますが、100均のレジンを使用するとレジンの硬化後にベタつきが残ります。
硬化後にベタつきが残らず、陶器のようにツルツルに仕上がる清原のUVクラフトレジン液などを使うことも、レジンコーティングの完成度を上げる一つの方法(コツ)です。
プラバンをレジンでコーティングするにはUVライトが必要?代用品は?
プラバンをレジンでコーティングするには、UVレジン液を硬化させる必要があります。
UVレジン液は太陽光に当てて置いておくだけでも硬化してくれます。
なので、「UVライトを買いたくない!」という人は、太陽光に当ててUVレジンを硬化させるというのも一つの手です。
ただし、太陽光に当ててのUVレジンの硬化には数時間かかってしまいます。
それに比べてUVライトで硬化するのにかかる時間はたった5〜10分です。
数千円のUVライトを購入してレジンを硬化させた方が効率もよくきれいに仕上がります。
なので、個人的には太陽光で硬化させるよりも、UVライトを使うレジンのコーティング方法がおすすめです。
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プラバンをレジンでぷっくり可愛くコーティングするコツのまとめ!
プラバンはレジンでコーティングする方がぷっくりと可愛く作れます。
また、色落ちなども防げて耐久性がアップします。
きれいにぷっくり可愛く仕上げるレジンの塗り方は、適量をプラバンに垂らして硬化させることを繰り返してたっぷりめにレジンコーティングする方法です。
一度塗りでたっぷりのレジンを使ってしまうと、液ダレを起こしてきれいにレジンコーティングできなくなってしまいます。
また、油性ペンや色鉛筆はレジンでコーティングすると滲みやすくなっています。
油性ペンや色鉛筆で滲みを出さずにレジンコーティングするコツは、油性ペンや色鉛筆でも滲まないパジコの水性ニスでレジンより先にコーティングしておくことです。
そうすることで、油性ペンや色鉛筆の上からレジンを塗っても滲まなくなります。
また、レジンを塗った時にレジンの中にできる気泡は、硬化させる前に爪楊枝の先で取り除いておくことが大切です。
レジンの中に気泡が残ったままでレジンを硬化させてしまうと、プラバンに塗ったレジンの表面がボコボコになってしまうからです。
レジンの気泡を爪楊枝で取り除くことが苦手な場合は、エンボスヒーターで温めることでも気泡が消えてくれます。
「上手く気泡が取れない!」という場合は、エンボスヒーターも活用してみて下さい。(火傷には注意して下さい!)
ちなみに、Amazonで一番売れているエンボスヒーターは、「エンボスヒーター EH-4334」です。
プラバン✕レジンでぷっくり可愛く作りたいし完成度も上げたい!
という場合は、ぜひレジンでコーティングするプラバンを作ってみて下さい。
コツさえ掴めばレジンの塗り方も難しくなく簡単です!
今日はここまで〜
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