プラバンをレジンでコーティングすると、色落ちを防げたり耐久性がアップします。
また、プラバン表面がぷっくりとかわいくなり、完成度もグンと上がります。

ところが、
レジンでコーティングすると油性マジックがにじんでしまう。
プラバンのレジンが剥がれる。塗り方が悪いのかな?
といった感じで、上手くいかずに悩む人も多いです。
この記事では、
- プラバンにレジンでコーティングする方法
- プラバンのレジンが剥がれないコツ
- プラバンの油性マジックや色鉛筆がレジンでにじまない方法
- プラバンのレジンコーティングでかわいく見せる作り方
などをまとめて紹介します。
記事を読み終わると、プラバンをレジンでコーティングする方法と、レジンがにじむ&剥がれるがなくなる作り方が分かります!
レジンでコーティングする前のプラバンの作り方
まず、レジンでコーティングするプラバンの基本の作り方を紹介します。
今回は、色鉛筆と油性マジックでを使ってプラバンを作りました。
色鉛筆でプラバンを作る時は、やすりなしで色鉛筆で着色ができるフロストタイプのプラバンが便利です。
ハガキサイズのフロストタイプのプラバンをまとめ買いをする場合は、100均よりも楽天の通販の方が安くてお得です。

B5サイズのフロストプラバンは、100均よりもAmazonの方が安くてお得です。(まとめて購入する場合)
100均に行く前に、通販でのプラバンの値段をぜひチェックしてみてください!100均よりも安くなっている時も多いです!
フロストタイプのプラバンを使ったの色鉛筆プラバンの作り方のコツは、下記の記事で紹介しています。

「色鉛筆で上手にプラバンを作りたい!」と思う場合は、ぜひ参考にしてみて下さい。
ではでは、レジンでコーティングするプラバンの基本的な作り方を紹介していきます!
まず、フロストタイプのプラバンの表側から油性マジックでイラストを書き写します。

次に、フロストタイプのプラバンの裏側から色鉛筆で色を塗ります。

プラバンに色が塗れたら、オーブントースターにフライパンホイルを敷いてプラバンを焼きます。

アルミホイルではなくてフライパンホイルの上で焼くことで、焼かれたプラバンがアルミホイルにくっつく失敗がなくなります。
プラバンが焼けたら、水性ニスとレジンで仕上げのコーティングをします。
これが、レジンを使うプラバンの基本の作り方です。
プラバンを上手に真っ直ぐに焼けない場合は、下記の記事を参考にしてみて下さい。
プラバンを真っ直ぐきれいに焼けない人でも、きれいに真っ直ぐに焼けるようになるコツを動画で紹介しています。

続いて、焼き上げたプラバンをレジンでコーティングする方法を紹介していきます。
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プラバンをレジンでコーティングする方法!
プラバンを焼き終わったら、レジンでコーティングをしていきます。
まず、プラバン背面と表面を油性ペンでもにじまないパジコの水性ニスで薄くコーティングします。

レジンでコーティングする前に滲まない水性ニスでコーティングしておくことで、レジンで油性ペンや色鉛筆がにじんでしまう失敗を防ぐことができます。
また、コーティングしたレジンがプラバンから剥がれにくくもしてくれます。
先に薄く塗っていた水性ニスが乾いたら、レジンを適量垂らして爪楊枝で広げます。

まずは適量のレジンを硬化させてから再度レジンを重ね塗りします。
レジンの重ね塗りで厚みを持たせることで、プラバンの表面がぷっくりと可愛く仕上がります。
一度にたっぷりとレジンを垂らして液ダレしないように注意しましょう!
プラバンのコーティングで使うレジンは、陶器のようにツルツルにきれいに仕上がる清原のUVクラフトレジン液がおすすめです。
レジンを垂らした時に、レジンの中に泡のようなものができることがあります。
そういった気泡(レジンの中にできる泡みたいなもの)は、爪楊枝の先で取り除きます。

また、塗ったレジンをエンボスヒーターで温めることでも気泡はなくなります。(火傷には注意しましょう!)
爪楊枝で気泡を取り除くことが苦手な場合は、ぜひお試ししてみて下さい。
ちなみに、Amazonで一番売れているエンボスヒーターは、「エンボスヒーター EH-4334」です。
レジンの気泡を取り除けたら、UVライトでUVレジンを5分〜10分程硬化します。

UVライトがない場合は、太陽光に2時間くらい当てておくとレジンはかたまります。
ただし、太陽光に当てている2時間の間にほこりがついたり、時間がかかってしまったりとあまりおすすめはできない方法です。
5分〜10分でレジンがかたまるUVライトと、レジンの硬化までに2時間もかかる太陽光では、断然UVライトがおすすめです!
レジンが固まれば、ぷっくり可愛くレジンコーティングされたプラバンの完成です。

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プラバンでレジンがにじむ失敗をなくす作り方
油性ペンや色鉛筆でイラストを描いた上からレジンを垂らすと、油性ペンがレジンでにじんでしまう失敗がよく起こります。
これらの失敗は、レジンを塗る前に水性ニスでプラバンをコーティングすることで防げます。
ただし、注意点があります。
100均で販売されているような普通の水性ニスではコーティングしないで下さい!
油性マジックや色鉛筆のインクがにじんでコーティングに失敗してしまうからです。
おすすめの水性ニスは、油性マジックや色鉛筆でも滲まないパジコの水性ニスです。

レジンでコーティングをする前に、パジコの水性ニスでプラバン表面を薄くコーティングしておけば、レジンをたっぷりと塗った時にも油性マジックや色鉛筆がにじみません。
プラバンのレジンが剥がれる失敗をなくす作り方
プラバンをレジンでコーティングした時に、プラバンからレジンが剥がれる失敗が起こることがあります。
この失敗は、以下の2ステップで簡単に防ぐことができます。
- プラバン表面に薄く水性ニスを塗って乾かす
- プラバンに塗った水性ニスが乾いたら、水性ニスの上からレジンを重ね塗りして硬化させる
プラバンをレジンでコーティングする前に、プラバンの表面に薄く水性ニスを塗って乾かします。
このひと手間だけで、プラバンからレジンが剥がれにくくなります。
この時に使う水性ニスは、油性ペンでもにじまないパジコの水性ニスがおすすめです。
100均の水性ニスなどを使うとプラバンに描いた油性ペンが滲んでしまいます!普通の水性ニスは使わないようにしましょう!
でも、ハードタイプのレジンを使っていると、この方法を使ってもプラバンからレジンが剥がれてしまうことがあります。
そんな時には、また別の解決方法があります。
レジンの「星の雫グミータイプ」をプラバン表面に塗って硬化させた後に、ハードタイプのレジンを重ね塗りして硬化させてみて下さい。
この方法を使えば、何も対策せずにプラバンにレジンでコーティングするよりも、レジンがプラバンから剥がれにくくなります。
レジンでコーティングするとプラバンからレジンが剥がれる。
と悩んでいる場合は、上記で紹介した二つの方法をお試ししてみて下さい。
プラバンをレジンでコーティングしてかわいく見せる作り方!
レジンでプラバンをコーティングする時に、ぷっくりとかわいく見せる塗り方があります。
プラバンのレジンコーティングで、ぷっくりとかわいく見せる塗り方は下記の通りです。
- プラバンに薄くパジコの水性ニスを塗る
- 水性ニスを乾かす
- プラバンに薄くレジンを塗る
- レジンを硬化させる
- プラバン表面がぷっくりとしてくるまで③と④を繰り返す
③と④を繰り返して、レジンをたっぷりと使う塗り方でかわいく見えます。
ただし、一度にたっぷりとレジンを塗ってしまうと、液ダレが起こって仕上がりが汚くなってしまいます。
必ず適量のレジンをプラバンに垂らして硬化させ、重ね塗りをするように追加でレジンを垂らして硬化させます。(③と④を繰り返すこと!)
レジンのこの塗り方でコーティングすると、プラバンがぷっくりとかわいく見えます。

一つお伝えしておくことがあるとすれば、使用するレジンによって仕上がりに差が出てくるということ。
例えば、100均のレジンを使用すると、レジンの硬化後にベタつきが残りました。
私も愛用している清原のレジンは、硬化後にベタつきが残りません。
陶器のようにツルツルに仕上がるので、プラバンをレジンコーティングした時の完成度もグンと上がります。
仕上がりに差が出る清原のUVクラフトレジン液などを使うことも、レジンコーティングの完成度を上げる一つの方法(コツ)です。
プラバンをレジンコーティングするUVライトは必要?代用品は?
プラバンをレジンでコーティングするには、UVレジン液を硬化させる必要があります。
UVレジン液は太陽光に当てて置いておくだけでも硬化してくれます。
なので、
UVライトを買いたくない!
という場合は、太陽光に当ててUVレジンを硬化させるというのも一つの手です。
ただし、太陽光に当ててのUVレジンの硬化には2時間以上はかかってしまいます。
それに比べてUVライトで硬化するのにかかる時間はたった5〜10分です。

値段の高くはないUVライトを購入してレジンを硬化させた方が、タイパもよくてきれいに仕上がります。
なので、太陽光で硬化させるよりも、UVライトを使う方が断然おすすめです!
小さいサイズのものだとダイソーでも売ってます!
まとめ
プラバンをレジンでコーティングする方法を紹介しました。
プラバンをレジンでコーティングしてにじむ時は、レジンを塗る前ににじまないパジコの水性ニスを薄く塗る作り方を試してみてください。

この手順を加えるだけで、レジンで油性ペンや色鉛筆がにじむ失敗がなくなります。
そして、レジンを塗る前に水性ニスで薄くコーティングしておくことで、プラバンに塗ったレジンが剥がれにくくもなります。
また、プラバンにたっぷりめのレジンでコーティングする方法は、プラバンをぷっくりとかわいく見せてくれます。

プラバンをレジンでかわいく見せる作り方は以下の通りです。
- プラバンに薄くパジコの水性ニスを塗る
- 水性ニスを乾かす
- プラバンに薄くレジンを塗る
- レジンを硬化させる
- プラバン表面がぷっくりとしてくるまで③と④を繰り返す
きれいにぷっくりとかわいく仕上げるレジンの塗り方のコツは、適量をプラバンに垂らして硬化させることを繰り返すことです。(③と④を繰り返す)
一度にたっぷりのレジンを使ってしまうと、液ダレを起こしてきれいにかわいくコーティングできなくなってしまいます。
以上が、プラバンをレジンでコーティングする方法と作り方です。
プラバンをレジンでかわいくコーティングしたいからやり方が知りたい!
プラバンの油性ペンがレジンでにじむし、レジンも剥がれてしまう。
なんて思っている場合は、ぜひお試ししてみて下さい!
今日はここまで〜
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