プラバンでブローチやキーホルダーを作った時に、プラバンの裏処理の方法に悩んだことはありませんか?
色落ちがひどい色鉛筆やポスカを使ってプラバンを作ると、プラバンの裏側を指先で触るだけでも色移りが起こってしまいます。
色移りなどでイラストが剥げてくる劣化を防ぐ為にも、保護効果のあるプラバンの裏処理が凄く大切になってきます。
プラバンのコーティングでよく使われている「滲みにくいパジコの水性ニス」や「清原のレジン」を重ね塗りする方法でも保護力があります。
でも、裏処理の保護を水性ニスやレジンだけですると、プラバンの裏側から見える見栄えが悪くなることがあります。
そこで、この記事ではプラバンの裏側の見た目が良く、色移りや色落ちなども起こりにくいプラバンの裏処理の種類とやり方をまとめました。
プラバンの裏側を白くする裏処理の方法
プラバンの裏側を白い状態で仕上げる裏処理には2つの方法があります。
- アクリル絵の具を塗って水性ニスで保護する方法
- 白いプラバンを貼る方法
どちらの方法でもプラバンの裏面を白い状態で処理するコーティングが出来ますが、材料が違うと同じ白でも見た目の雰囲気が変わります。
プラバンに使えるおすすめのアクリル絵の具については、「【プラバンで使える!】アクリル絵の具のおすすめ5選!」で紹介しています。
プラバンの裏処理をアクリル絵の具でする方法
アクリル絵の具(アクリルガッシュ)を使ってプラバンの裏面処理をする場合には、色ムラが出来ないように注意します。
- プラバンの裏面に白いアクリル絵の具(アクリルガッシュ)を塗る
- 一度アクリル絵の具を乾かして重ね塗りをするという作業を、色ムラがなくなるまで何度も繰り返す。
- プラバンの裏面をムラなく絵の具で塗り終わったら、完全に乾くまでしっかりと乾かして、絵の具が乾いてから水性ニスでコーティングする。
- レジンで重ね塗りをして硬化させる(レジンの重ね塗りで耐水性がアップする)
刷毛ではなくてスポンジにアクリル絵の具を取って、軽く叩くように塗っていへば、プラバンの裏面を白いアンティーク調で処理することも出来ます。
プラバンの裏処理を白いプラスチックの板でする方法
白いプラスチックの板を使ってプラバンの裏面処理をする時には、焼いたプラバンの形に合わせて薄いホワイトプラバンを貼り付けます。
もしくは、裏処理用に作られた「裏貼り用の白板」を貼り付けます。
- トースターで焼いて作っておいたプラバンの裏側に、プラスチック専用の接着剤を均等に塗り拡げます。
- 裏側にホワイトプラバンを貼り付けて乾かします。
- ホワイトプラバンが剥がれないくらいに乾いたら、貼り付けたプラバンの周りをざっくりとはさみで切り取ります。
- カッターナイフを使ってホワイトプラバンを切り取ります。
アクリル絵の具を使った裏面の処理よりも、ホワイトプラバンを使った裏面処理の方が仕上がりは綺麗です。
でも、カッターでホワイトプラバンを切り抜く作業がとにかく面倒です。
背面処理で使うホワイトプラバンはどんなものでも大丈夫なのですが、厚みがあるプラ板を使ってしまうと切り抜き作業がやりにくいです。
なので、細かなデザインの切り抜きがやりやすい薄いホワイトプラバンがおすすめです。
100均の白いプラバンを切ってプラバンの裏処理で使うことも出来ます!
その場合は、通販でも買える100均の白い「印刷プラバン」がおすすめです!
100均の「印刷プラバン」は厚みがなくて薄いので、細かなデザインでもはさみで切り抜きやすいです。はがきサイズが3枚入って100円(税抜)です、
プラバンの裏処理で綺麗にに貼り付けることが出来る白いプラスチックの板は、薄くて切りやすい100均で販売されている「印刷プラバン」だけではありません。
綺麗にプラバンの裏面処理が出来るように作られた「裏貼り用の白板」も販売されています。
裏貼り用の白い板も凄く薄くて紙のようにペラペラなので、厚みのあるプラスチックの板と比べると快適に切り抜き作業が出来ます。
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プラバンの裏側にフェルトを貼る裏処理の方法
プラバンの裏側にフェルトを貼って保護をする裏面処理の方法は、フェルトを切ってからプラバンに貼る方法とプラバンにフェルトを貼ってから切る方法の2種類があります。
- 作ったプラバンの大きさに合わせて適当にフェルトカットする。
- プラバンの裏側に接着剤を付けて、プラバンの大きさに合わせて適当に切っておいたフェルトを貼り付けて乾かす。
- 完全に接着剤が乾いたら、プラバンからはみ出ているフェルトをはさみで切り取る
フェルトは100均でも販売されています。
でも、通販では更に豊富なフェルトカラーが販売されています。
色々なフェルトカラーがあると、作ったプラバンのイメージに合ったカラーでの裏面処理もできます。
プラバンの裏面処理をフェルトでするデメリットは、○△□などの単純な形でないとフェルトの切り取りが難しくなることです。
フェルトはカッターで切ることが難しい素材なので、スニーカーのように少し凹凸がある形でもはさみで切り取らなければいけません。
細かい部分のフェルトの切り取りは、普通のはさみよりも「デザインはさみ」がおすすめです!
プラバンの裏面にフェルト貼る裏処理をしても、ブローチピンなどを貼り付けることは出来ます。
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まとめ:プラバンの裏処理は補強にもなり大切!
プラバンの裏処理でフェルトや白いプラスチック(ホワイトプラバン)などを貼り付けて保護コーティングをすると、細かな凹みなどの切り抜き作業が少し大変でした。
それでも、プラバンの裏処理をすることで完成したプラバンブローチやキーホルダーの補強にもなるので大切な作業です。
また、プラバンの裏側を綺麗に保護して処理しておくと、プラバンの裏側が見えてしまった時にも綺麗なので、プラバンの完成度が高く見えます。
プラバンの裏側に貼り付ける白いプラスチックの板は、100均の印刷ホワイトプラバンでも大丈夫です。
でも、綺麗にプラバンの裏処理が出来るように作られた「裏貼り用の白板」も販売されています。
裏貼り用の白い板も凄く薄くて紙のようにペラペラなので、厚みのあるプラスチックの板と比べると快適に切り抜き作業が出来ます。
凹み箇所の多いデザインで作ったプラバンの裏側に白い板やフェルトを貼る場合は、細かな作業専用の「デザインはさみ」を使った方が切り取りやすいと感じました。
プラバンの裏面に白い板やフェルトを貼っての保護コーティングを一度でも経験してしまうと、その完成度の高さから面倒でもやっておかないとウズウズしてしまうと思います。
プラバンの裏処理を水性ニスやレジン以外でしたことがないという方は、ぜひ一度フェルトや白板でもお試ししてみて下さい!
今日はここまで〜
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