こんにちは!
100均のセリアやダイソーで、プラバンに印刷ができる印刷用プラバンが販売されているのを知っていますか?
プラバンは、手書きでイラストを書く作り方が一般的です。
でも、同じイラストや図案で何個も作りたい場合には、家庭用のインクジェットプリンターで印刷ができるプラバンが便利です。
この記事では、100均の印刷用プラ板の種類や、印刷する時の作り方の手順、インクジェットプリンターの設定方法などをまとめて紹介します。
記事を読み終わると、100均の印刷プラバンで失敗なく印刷ができて、完成度の高いプラバン作りを楽しめるようになります!
自宅にプリンターがない場合は、除光液を使ってイラスト転写ができる「プラバン転写」がおすすめです。
「プラバン転写」のやり方は、「プラバンに好きなイラストを除光液で転写させる方法!」で紹介しています。
100均セリアの印刷用プラバンのサイズと種類!
100均のセリアで販売されている印刷ができる印刷用プラバンは、以下の通りです。
- 大きさ…はがきサイズ(148×100mm)
- 分厚さ…0.2mm(焼く前の分厚さ)
- 色…白プラバン・半透明プラバン
- 枚数…3枚入り
セリアの印刷ができるプラバンは、印刷用プラバン(ホワイト)と印刷用プラバン(半透明)があり、どちらもAmazonの通販で購入することが出来ます。
まとめて購入する場合は、100均のセリアよりもAmazonで購入した方が安く買えます!
100均ダイソーの印刷用プラバンのサイズと種類!
100均のダイソーで販売されている印刷ができる印刷用プラバンは、以下の通りです。
- 大きさ…はがきサイズ(148×100mm)
- 分厚さ…0.2mm(焼く前の分厚さ)
- 色…白プラバン・半透明プラバン
- 枚数…3枚入り
ダイソーの印刷ができるプラバンは、この記事を書いた時点では通販で販売はしていませんでした。
スポンサードリンク
プラバンに印刷をする時のやり方と手順!
100均の印刷プラバンが販売される前までは、「プラバン+ヘアスプレー」でプラバンに印刷する方法が話題になっていました。
でも、現在では100均で印刷プラバンが販売されています。
なので、わざわざ面倒な「プラバン+ヘアスプレー」のやり方でプラバンに印刷をする必要はありません。
100均の印刷ができるプラバンを使います。
100均の印刷プラバンで印刷する作り方は以下の通りです。
- 印刷用プラバンに印刷する画像や写真を作る
- インクジェットプリンターでプラバンに印刷をする
- プラバンにプリントした画像(写真)のインクが乾かす
- プラバンを切ってトースターで焼く
- レジンでコーティングする
- キーホルダーなどのアクセサリーパーツで完成させる
以上の6ステップでプラバンが作れます。
印刷プラバンはAmazonでまとめて購入すると、100均よりも安く買うことができます!
ここからは、それぞれの工程を詳しく説明していきます。
①プラバンに印刷する画像を作る
ステップ①の【印刷用プラ板に印刷する画像や写真】は、タブレットやスマホのアプリでも簡単に作ることが出来ます。
まず、プラバンに印刷するイラストをネット検索でダウンロードします。
次に、コラージュ系のアプリを使って画像を作ります。(無料で十分です)
画像を作る時ははがきサイズで作ります。
はがきサイズで作ると、100均のセリアやダイソーの印刷プラバンで印刷をした時に、画像が切れる失敗がなくなります。
②インクジェットプリンターでプラバンに印刷する
ステップ②は、インクジェットプリンターでプラバンに画像を印刷します。
この時に、印刷用プラバンの表と裏を間違えないように注意します。
表と裏を間違えると、プラバンに上手く印刷されずに失敗してしまいます。
なので、まずは印刷プラバンの表と裏を確認して下さい。
プラ板の表面の手触りはつるつるとしています。
そして、裏面の手触りはザラザラとしています。
印刷ができる面は裏面のザラザラとした手触りの方になります。
なので、プラバンの裏面にプリントされるように、プラバンをプリンターにセットします。
次に、プリンターの用紙設定を「はがきサイズ」にして印刷を開始します。
スポンサードリンク
③プラバンにプリントした画像のインクが乾かす
プラバンに画像を印刷できたら、印刷した画像のインクが乾くまでしっかりと待ちます。
インクジェットプリンターのインクが乾いていない状態で触ってしまうと、画像のインクが滲んでしまう失敗の原因になります。
なので、インクがしっかりと乾いて滲まなくなってからはさみで切り抜きます。
④印刷したプラバンをトースターで焼く
100均の印刷プラバンは薄いです。
トースターで焼くとグニャグニャと曲がりやすくなっています。
ですが、
- トースターを予熱する
- アルミホイルではなくてフライパンホイルを使う
- プラバンがグニャグニャと丸まりがらも落ち着いて、ペタンと平らになって動かなくなった時にトースターから取り出す
などのコツを守って焼くことでキレイに作れます。
詳しい「プラバンの焼き方のコツ」は、「プラバンの焼き方のコツ完全ガイド!」で紹介しています。
合わせて一緒に読んでみて下さい。
⑤印刷したプラバンをレジンでコーティングする
プラバンをレジンでコーティングすると、色落ちや色移りを防ぐことができます。
また、ぷっくりとかわいい感じにもなって完成度がグンと上がります。
なので、印刷したプラバンの最後の仕上げにレジンコーティングはおすすめです。
100均で販売されているレジンではなくて、仕上がりが綺麗で硬化も早いKIYOHARAのUVクラフトレジンがおすすめです!
※ 100均のレジンは硬化後も何となくベタつきますが、清原のレジンは硬化後の表面もツルツルで完成度が高く見えます!仕上がりの完成度が全然違います!
まず、レジンをプラバンに垂らします。
次に、爪楊枝を使ってレジン液をプラバン全体に広げます。
この時に、気泡が残っていると完成度が下がります。
なので、気泡を爪楊枝で端に滑らしながら取り除きます。
気泡を取り除けたら、UVライトを使ってレジンを硬化させます。
レジンを使ったプラバンのコーティング方法のコツは、別の記事でまとめています。
レジンコーティングが上手くいかない時には、合わせて読んでみて下さい!
⑥キーホルダーなどのアクセサリーパーツを取り付ける
UVレジンでのコーティングが終わったら、アクセサリーパーツなどを取り付けて完成です。
アクセサリーパーツではなくてマグネットを取り付けると、かわいいマグネット雑貨としても使えます。
プラバンに印刷するプリンターのおすすめ型番!
プラバンに印刷するプリンターはあまりにも古いものは避けた方がきれいに印刷されます。
プラバン印刷におすすめのプリンターは、CANONの「XK90」です。(プレミアム6色ハイブリッドインクを採用)
我が家も使っています!
CANONの「XK90」は型落ちで少し安くなっています!しかも、プラバンに印刷した時の画質もきれいです!
※ XKシリーズは大容量インクなのでインクのコストも安く抑えられます!
または、Amazonで一番売れているプリンターの、EPSON(エプソン)カラリオ EW-052Aがおすすめです。
Amazonの口コミを見ていても、「きれいに印刷ができてコスパの高いプリンター!」と評価されています。
プラバンに印刷して滲む失敗がない作り方のコツ!
プラバンに印刷した画像や写真のインクが滲んでしまう失敗は、インクが完全に乾く前にプラバンに触ってしまっていることが原因の場合が多いです。
綺麗に画像が印刷されたプラバンを見ると、すぐにでもカットしてオーブントースターで焼きたくなります。
でも、グッと我慢をしてインクが完全に乾くまで待ちます。
そこが、印刷用プラバンにプリントしたインクが滲んでぐちゃぐちゃにならない作り方のコツになります。
印刷が終わってすぐにプラバンに触ってしまうと、プラバンにコピーした画像や写真のインクが滲んで汚くなってしまいます。
でも、プラバンにコピーした写真や画像のインクが完全に乾いてからはさみで切ると、プラバンにコピーした画像や写真のインクが滲んでしまう失敗がなくなります。
プラバンに印刷できない時のプリンターの設定方法!
家庭用のインクジェットプリンターで印刷用プラバンに印刷した時に、上手く印刷できない場合があります。
例えば、「はがきサイズ」で印刷をした時に、下の写真のようにイラストの端の画像が切れてしまうことがあります。
こんな場合は、「はがきサイズ」の「フチなし」設定で印刷してみて下さい。
それでもプラバンに上手く印刷できない時は、以下の方法を参考にしてみて下さい。
プラバンに印刷できない時は用紙設定を変えてみる!
プリンターの用紙設定を「はがきサイズ」に合わせてプラバンに印刷をしても、プラバンにプリントした画像の端が切れて印刷されてしまう場合があります。
そんな時は、「はがきサイズ」で画像を作る際に、余白いっぱいまで画像で埋めるのではなくて、画像を縮小したりして余白を作ります。
そして、プラバンに画像をプリントする時には、「フチあり・フチなし」の設定の項目から、「フチあり」の設定でプラバンに印刷をします。
この2点を守ってプラバンに印刷をするだけで、画像の端が切れた状態でプリントされてしまう失敗はなくなります。
プラバンに上手く印刷できない時は色の設定を変えてみる!
印刷ができる100均の印刷用プラバンは、トースターで焼いた時に約1/4くらいにまで縮みます。
なので、プラバンが縮んだ時に、画像や写真の色も濃縮されて濃く焼き上がってしまいます。
下の写真のプラバンは、プラバンに印刷する時に画像の色を薄く設定(加工)して焼いたものです。
スヌーピーがかぶっている帽子や色合いも綺麗に出ています。
ところが、グラデーションの色を薄く加工をすることを忘れて焼いてしまったプラバンをトースターで焼いてみると、色が濃くなり過ぎて汚くなって失敗作となりました。
この失敗で、印刷ができる印刷用プラバンに印刷する時は、色を薄くして画像をプリントしないと上手に作れないということがわかりました。
色を薄くした画像をプラバンで焼くと、焼き上がりもキレイなイラストで完成しました。
よくあるQ&A
印刷用プラバンでプラバン作りをする時に「よくある質問」をまとめました。
印刷用プラバンはどれくらい縮む?
100均のセリアやダイソーで販売されている印刷用プラ板は、分厚さが0.2mmと印刷ができない通常の透明プラバンと比べても薄く作られています。
実際に、セリアの印刷ができるプラ板にスヌーピーのキャラクターを印刷して焼いてみましたが、焼く前のプラ板の大きさは約10cmで、焼くと約4cmにまで縮みました。
トースターで焼く前のプラ板の厚みは0.2mmでしたが、焼いた後は厚みが出て約1mmになりました。
通常のプラバンよりも薄い印刷用プラバンですが、使い心地は悪くなくいつもと変わらずでした。
プラバンに印刷する時の濃度や透明度はどれくらいに設定する?
プラバンに印刷する時は色を薄く設定します。
プラバンは焼いた時に縮むので、縮んだ時にどんどんと色が濃くなっていくからです。
「これ薄すぎた?」と思うくらいが丁度いいです。
透明度などを設定できる場合は、透明度を40%くらいに。
透明度や濃度などの設定ができない場合は、画像編集アプリなどを使って、コントラストの度合いを調節してみて下さい。
コントラストを調節すると、画像の色の濃度や透明度を薄くすることができます!
プラバンへの印刷はコンビニでもできる?
コンビニでは印刷プラバンに画像の印刷ができません。
なぜなら、コンビニのプリンターはレーザープリンターだからです。
印刷用プラバンへの印刷は、インクジェットプリンターでできます。
インクジェットプリンターは主に家庭用プリンターでよく使われています。
プラバン印刷におすすめのプリンターは、CANONの「XK90」です。(プレミアム6色ハイブリッドインクを採用しています!)
CANONの「XK90」は型落ちで少し安くなっています!しかも、プラバンに印刷した時の画質もきれいです!
※ XKシリーズは大容量インクなのでインクのコストも安く抑えられます。
プラバン印刷はどこでできますか?
プラバンへの印刷は家庭用のインクジェットプリンターを使います。
コンビニはインクジェットプリンターではないので、印刷プラバンでは使えません。
残念ですが、安くて型落ちのインクジェットプリンターを購入して自宅で印刷するしかないです。
※ XKシリーズは大容量インクなのでインクのコストも安く抑えられます。
どうしてもインクジェットプリンターを買いたくない場合は、印刷ではなくて「プラバン転写」も試してみて下さい。
除光液を使うことで、普通紙に印刷した画像をプラバンに転写させることができます。
詳しいやり方は、「プラバンに好きなイラストを除光液で転写させる方法!」で紹介しています。
印刷用じゃないプラバンでも印刷できますか?
印刷用ではない普通の透明プラバンは、そのままの状態だと印刷することはできません。
ただし、「ヘアスプレー✕プラバン」の方法を使うと、普通の透明プラバンでも印刷ができる状態になります。
やり方は簡単です。
- プラバンにヘアスプレーをかける(均等にまんべんなくかける)
- 完全に乾くまで触らない!(触ると指紋跡が残ります)
- 完全に乾いたらヘアスプレーをかけた面に印刷をする
- インクジェットプリンターのインクを乾かす
- 印刷した面にヘアスプレーをまんべんなくかける
- しっかりと乾かす
- トースターで焼いて完成!
ただし、インクがよれて上手くいかないことが多いです。
そして、プリンターを傷めてしまう可能性があるというデメリットもあります。
あまりおすすめされていない方法です。
まとめ
100均のセリアやダイソーで印刷ができるプラバンが販売されています!
まとめて購入するのならば、100均よりもAmazonの方が安く買えます!
プラバンに印刷する作り方の手順は以下の通りです。
- 印刷用プラバンに印刷する画像や写真を作る
- インクジェットプリンターでプラバンに印刷をする
- プラバンにプリントした画像(写真)のインクを乾かす
- プラバンを切ってトースターで焼く
- レジンでコーティングする
- キーホルダーなどのアクセサリーパーツで完成させる
印刷用プラバンでキレイに作るコツは、印刷する画像の濃度や透明度を薄く設定することです。
100均の印刷用プラバンでも、歪まずにキレイにまっすぐ焼くことができます。
もし、上手く焼けない場合は、プラバンを綺麗に真っ直ぐ焼くコツをまとめて記事で確認してみて下さい。
プラバン印刷におすすめのプリンターは、CANONの「XK90」です。(プレミアム6色ハイブリッドインクを採用しています!)
CANONの「XK90」は型落ちで通常よりも少し安くなっています!しかも、プラバンに印刷した時の画質もきれいです!
もしくは、Amazonで一番売れているプリンターの、EPSON(エプソン)カラリオ EW-052Aがおすすめです。
Amazonの口コミを見ていても、「きれいに印刷ができてコスパの高いプリンター!」と評価されています。
プリンターがなくて印刷ができない場合は、「プラバン転写」もおすすめです。
印刷ではなくて、イラストを転写するかたちでプラバンに画像を写せます。
詳しいやり方は、「プラバン転写のやり方とコツ」をまとめた以下の記事で紹介しています。
「自宅にプリンターがない!」という場合は、合わせて一緒に読んでみて下さい。
今日はここまで〜
スポンサードリンク
スポンサードリンク