オーブントースターでプラバンを焼いた時に、プラバンが歪んだりアルミホイルにくっついてしまったりの失敗を繰り返して悩んではいませんか?
実は、私もプラバンを焼く時に同じような失敗をよく繰り返していました。
でも、今ではそんな失敗もなく、真っ直ぐできれいなプラバンを焼くことができています。
何度も失敗を繰り返すうちに、プラバンを簡単に上手に焼くことができる材料や、失敗が少なくなる焼き方のコツを掴めたからです。
実は、プラバンをオーブントースターで焼く時の時間や温度設定はそこまで重要ではありません。
この記事では、
- プラバンを焼いてもくっつかなくなる方法
- プラバンを歪ませないで焼くコツ
- プラバンの焼き時間や温度設定
- プラバンをトースターから取り出すタイミング
など、プラバンを上手に焼く時のコツやポイントをまとめて紹介します!
そもそもプラバンの焼き方の手順が分からないという場合には、プラバンの基本の作り方を写真付きで紹介している【プラバンの基本の作り方!】を参考にしてみて下さい。
プラバンで失敗しない焼き方のコツ
プラバンの基本的な焼き方は、3ステップです。
- トースターを予熱する
- くしゃくしゃにして広げたアルミホイルの上にプラバンを置いて焼く
- 焼き上がったプラバンを分厚い本などでプレスして平にする
でも、この焼き方でプラバンを焼くと、以下の失敗がよく起こります。
- アルミホイルにくっつく
- 丸くなってひっつく
- 凸凹に歪む
ところが、この3つの失敗は、プラバンを焼く時に使う材料と、プラバンを取り出すタイミングさえ知っておけば簡単に解決することが出来ます。
特に、手書きせずにプリンターで印刷が出来る「印刷プラバン」は、普通のプラバンよりもぐにゃぐにゃと丸まってしまう失敗がよく起こります。
そこで、この記事ではプラバンが真っ直ぐきれいに焼ける方法を細かく紹介します。
これから紹介する方法でプラバンを焼けば、歪んで焼けてしまいやすいプラバンでも問題なく綺麗に焼くことが出来ます。
プラバンを歪ませない焼き方のコツ
プラバンが歪んだり丸まったりして上手く平らに焼けない失敗で悩んでいる場合は、プラバンを焼いて取り出すタイミングに問題があります。
プラバンを取り出すタイミングは、グニャグニャと丸まったり凸凹しながら縮むプラバンが落ち着いて動かなくなった時です。
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↑この動画のようにプラバンはグニャグニャと暴れて縮まっていくんですが、焦って取り出さずに見守っていると、急にペタンと真っ直ぐになって落ち着きます。
オーブントースターの中のプラバンのグニャグニャ動きが落ち着いて止まってから取り出せば、凸凹プラバンが焼き上がることはまずありません。
また、オーブントースター内を予熱で温めておいてからプラバンを焼くことも大切です。
その方がプラバンに熱が均等に行き渡るので、縮んでいく時の歪みや丸まり加減が少なくなって綺麗に焼きやすくなるからです。
プラバンの焼き方は、文字だけよりも動画で見た方が分かりやすい部分もあります。
なので、YouTubeなどでプラバンの焼き方動画を探してみて、色んなプラバンの焼き方を試してみるのもありです。
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プラバンが丸まって戻らない時の焼き方のコツ
上で紹介した動画のように、プラバンはグニャグニャと暴れて縮まっていき、ペタンと急に落ち着いてくれます。
でも、プラバンが丸まった状態のままで戻らなくなることもあります。
その原因のほとんどがトースター内の温度にあります。
プラバンが丸まって戻らなくなるのは、トースターに入れたプラバンがトースター内の急激な温度変化によっていびつに縮んでしまうからです。
なので、プラバンが丸まって戻らない状態になることが多い場合は、プラバンを焼く前にトースター内を十分に予熱してから焼いてみて下さい。
そうすることで、プラバンが歪んで焼かれて失敗してしまうことがなくなります。
プラバンの歪みの失敗をなおす方法はある?
こんなふうに悩む人も多いはずです。
プラバンに下書きを書くのも大変なので、せっかく書いたイラストや図案を無駄にはしたくない気持ちも分かります。
そこで、プラバンを焼いてでた歪みを治す方法を調べてみると、2つの方法が紹介されていました。
- キッチンペーパーを当ててアイロンを当てる
- トースターで再加熱して抑える
まず、一つめのキッチンペーパーを当ててアイロンで熱する方法ですが、この焼き方では歪みは治りませんでした。
そして、トースターで再加熱して抑える焼き方では、少し歪みの修正ができたものの、加熱し過ぎたことが原因でプラバン内にたくさんの気泡ができてしまいました。
ということで、プラバンを焼いて歪みが出た場合は、きれいになおすことができないということが分かりました。
なので、トースター内を十分に予熱して、急激な温度変化が起こらないようにプラバンを焼くことが大切です。
プラバンがアルミホイルにくっつく失敗をなくす焼き方
プラバンを焼いた時にプラバンがアルミホイルにくっついてしまう失敗はよく起こります。
でも、この失敗はある方法で簡単に解決することが出来ます。
その方法は、トースター内に敷くアルミホイルを、魚を焼いても焦げない「フライパンホイル」や、お菓子作りなどで使う「クッキングシート」に変えるだけです。
ただし、クッキングシートを使った焼き方には、注意しないといけないデメリットもあります。
- メリット・・・プラバンを焼いても全然くっつかない
- デメリット・・・繰り返して使うとシートが焦げてくる
クッキングシートはトースターで繰り返し使うと焦げてしまい、ひどい場合は焼けてしまう危険性もあるので注意が必要です。
この記事では、少し注意が必要なクッキングシートを使ったプラバンの焼き方を紹介します。
まず、クッキングシート(またはフライパンホイル)を少し出してカットします。
カットしたクッキングシートを更に2等分します。
トースターからプラバンを取り出しやすいように、シートの両端は折り曲げておきます。(※ 持ち手になります)
クッキングシートの両端を折り曲げた部分を持って、クッキングシートごと焼いたプラバンを取り出して押さえつけて平らにします。
プラバンを押さえつける時には、本や箱などにクッキングシートを巻きつけたものを使うと便利です。
トースターで熱を加えて縮めたプラバンは、クッキングシートを巻いた箱や板を乗せて、約10秒程待つだけで綺麗に平らになります。
あまり押さえつけ過ぎると綺麗に平らになりません。
焼いたプラバンの上に箱や板を載せて、軽く手を乗せる程度の力加減で大丈夫です。
プラバンの焼き時間とトースターの温度設定は?
プラバンを焼く時には、トースターを使う人がほとんどだと思います。
プラバンが上手に焼けなかった時には、
と考えると思います。
でも、プラバンを歪みなく綺麗に焼く焼き方は、温度設定や焼く時間を決めるよりも、目で確認しながら取り出すことが一番です。
プラバンが歪んだり丸まったりして綺麗に焼けない場合は、プラバンを焼いて取り出すタイミングに問題があることがほとんどだからです。
ただ、トースター内の温度が高くなり過ぎると、プラバンが上手く焼けずにグニャグニャになったままで上手く落ち着かないことがあります。
プラバンを焼くトースターは、
- トースター内の温度は160度くらいを目安にする
- 連続して焼いていてトースター内の温度が高いと感じたら、一旦スイッチを切って温度を下げる
といった感じで、温度が上がり過ぎないようにトースター内の温度調節をした方が、プラバンも歪まないで真っ直ぐ綺麗に焼くことが出来ます。
また、トースター内の温度にムラがあると、プラバンが真っ直ぐ綺麗に焼けないことが多いので、プラバンを焼くトースター内は必ず予熱をしておきましょう!
プラバンをオーブンレンジで作る焼き方
自宅にトースターがない場合は、オーブン機能やトースター機能がついたオーブンレンジでプラバンを焼くことができます。
オーブン機能やトースター機能が付いていない普通の電子レンジではプラバンを焼けないので注意して下さい!
オーブンレンジのオーブン機能を使ったプラバンの焼き方は以下の通りです。
- まずオーブン内を200度で予熱します。
- オーブンレンジ内の角皿にクッキングシートを敷き、プラバンを乗せて約2分〜3分くらい焼きます。
- プラバンがぐにゃぐにゃと歪んで丸まっていきます。焼かれて丸まったプラバンが再び開いてペタンと平らに落ち着いたらプラバンを取り出す。
プラバンを取り出すタイミングは、プラバンをトースターで焼いてもオーブン機能が付いたオーブンレンジで焼いても同じです。
③の時に、あまりにプラバンが丸まってぐにゃぐにゃに焼けていると不安になると思います。
焦ってプラバンを取り出してしまいそうになりますが、プラバンが平らにペタンと落ち着くまで必ず待つことがきれいに焼くコツです。
自宅にオーブントースターがなくて、オーブン機能が付いた電子レンジのオーブンレンジを持っている場合はぜひお試ししてみて下さい。
プラバンはエンボスヒーターでも焼ける
プラバンは「エンボスヒーター」で熱しても焼くことができます。
エンボスヒーターは凄く高温の熱風になるので、
- 使用時には周りに燃える物を置かない
- 火傷に注意して手袋を使用する
などの注意が必要です。
また、熱風を当ててプラバンを縮めるので、プラバンを縮める時にプラバンが飛んでいかないようにピンセットや目打ちなどで抑えて縮める必要があります。
エンボスヒーターを使ったプラバンの焼き方(縮め方)はこちらの動画が参考になります。
プラバンは縮む方向を知った焼き方で綺麗に焼ける
プラバンはトースターで熱を加えると1/4程度に縮みますが、このプラバン縮む方向を知ってイラストを書くことで、上手にプラバンを焼くことが出来ます。
ただ、プラバンの縮む方向は見た目だけでは分かりません。残念ながら焼いてみないと分からないのです。
と思うかもしれませんが、人物や丸型のイラストは縮む方向を知って焼いた方が完成度がグンとUPします。
試しに、三代目の今市君の人物を書いたプラバンで検証してみます。
焼くと上下から縮むプラバンの方向に合わせてイラストを書いた焼き方では、今市君の顔のイラストが少しだけ小太りになります。
プラバンの縮む方向を知って、左右から縮むようにイラストを書けば、小太りではなくて細くかっこいい今市君で焼けるということになります。
プラバンの縮む方向は焼いてみるまでは分からないので、袋から出した新しいプラバンの角を小さく切って一度焼いてみることで縮む方向を確認します。
- プラバンの端の方を小さく正方形にカットする(4cm×4cmくらい)
- 簡単な顔のイラストを書く
- 焼いてみてどう縮んだかを確認する
プラバンの縮む方向を知って、プラバンの縮み方に合わせてイラストを書けば、縮み方を知らずにイラストを書いて作る焼き方よりも綺麗にプラバンが作れます。
もし、「人物のイラストを書いて焼くとイラストが変な形に縮んでしまう」と悩んでいる場合は、プラバンの縮む方向を知った焼き方でイラストを書いて作ってみて下さい。
また、綺麗なプラバンの焼き方だけではなくて、プラバンが上手に見える色の塗り方も知ることで、更にプラバンが上手く作れるようになります。
プラバンが上手に見える色の塗り方については、【プラバンの完成度が上がる着色の種類と色付け方法のコツと作り方!】で紹介しています。
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まとめ:プラバンの焼き方の種類は沢山ある
プラバン焼き方では色々な方法が紹介されていますが、アルミホイルを使った焼き方が一番よく紹介されていると思います。
ただ、アルミホイルを使ってプラバンを焼くと、アルミホイルにプラバンがくっついて取れにくくなってしまう失敗がよく起こります。
私の場合は、フライパンホイルをトースターの中で広げて、焼いているプラバンを目視で確認しながら取り出すタイミングを見極めて焼く方法が凄く綺麗に焼けました。
ただし、冒頭でも書いたように、この焼き方だけが正解ではありません。
もしこの方法で何度練習しても上手く焼けない場合は、他のブログやSNSで紹介されているプラバンの焼き方も試してみるべきだと思います。
プラバンの焼き方が上手になれば、簡単に無料でハンドメイドのネットショップが作れるminneやBASEなどを使って、誰でもお小遣い稼ぎが出来たりもします。
プラバンの焼き方が上手になった頃には、プラバンがおしゃれに見える色の塗り方にも挑戦してみて下さい!
きっとおしゃれなプラバンが作れるようになるはずです。
今日はここまで〜
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