こんにちは!
ポスカでプラバンを作る時に、プラバンの表と裏の両面を使う塗り方をすれば、おしゃれでかわいい奥行きのあるプラバンを作ることができます。
でも、ポスカでプラバンに色を塗る作業にはコツが必要です。
なので、きっと以下のような悩みがどんどん出てきます。
プラバンに塗ったポスカがインクをはじいてしまう
プラバンにポスカで色を塗るのは焼いた後?
プラバンをポスカで作った時のコーティング方法は?
プラバンに塗ったポスカがレジンで滲む時の対処法は?
でも大丈夫です。
この記事では、上記の悩みの解決策やポスカの失敗しない塗り方のコツなど、すぐにマネできるポイントを紹介していきます。
記事を読み終わると、POSUCA(ポスカ)を使った可愛くてポップなプラバンが簡単に作れるようになっているはずです!
プラバンをポスカで作る時の材料
プラバンをポスカで作る時の材料は以下の5点です。
- フロストタイプのプラバン
- ポスカ(細字タイプ)
- はさみ
- フライパンホイル(アルミホイルよりもくっつかない)
※ ポスカで作ったプラバンをアクセサリーやキーホルダーにしたい場合は、穴あけパンチやキーホルダーパーツの材料も追加で必要になります!
ポスカでプラバンに着色をする場合は、紙やすりでプラバンに傷を付けてから塗った方がインクを弾かずに塗れました。
でも、最近ではポスカでもインクを弾かずに色が塗れる「フロストタイプのプラバン」が販売されています。
なので、ポスカのインクを弾いて上手く塗れない場合は、フロストタイプのプラバンの利用がおすすめです。
ただし、フロストタイプのプラバンと透明プラバンでは、焼き上がりに違いが出てきます。
↓の写真で、フロストタイプと透明プラバンの焼き上がりを比較してみて下さい。
プラバンの焼き上がりで透明の状態になる部分を残したい場合は、ポスカのインクを弾きやすくても透明プラバンに塗って作る必要があります。
プラバンにポスカで色塗りする作り方
プラバンにポスカで着色して作る場合は、プラバンに好きな型紙の図案を書き写すことから始めていきます。
この記事では、絵本のキャラクターを型紙代わりにしてみました。
ポスカの色塗りでも作れる図形や簡単なイラストの型紙は、無料でダウンロードできるものが沢山あります。
「プラバン 型紙」などで検索すればでてきます!
プラバンの型紙をポスカで書き写す
まず、型紙や書き写したいイラストの上にカットしたフロストタイプのプラバンを置いて、四隅をマスキングテープなどで固定します。
こうすると、型紙を写している最中にプラバンが動かないので、型紙の図案を綺麗に書き写すことが出来ます。
次に、ポスカ(細字タイプ)で塗りつぶす部分を囲ってから、一つずつ塗りつぶしていきます。
この方法でポスカで塗りつぶすと、塗りつぶしたい場所からはみ出さずに綺麗に塗りつぶすことが出来ます。
このイラストでは黒の横を黄色で塗りつぶしますが、黒のポスカがまだ乾いていない状態なのに黄色を塗り始めてしまうと、黒と黄色のポスカが混ざって汚くなってしまいます。
すぐ隣に別の色のポスカで色を塗る時には、必ず先に塗っていたポスカのインクが乾いてから塗り始めます。
すると、他の色同士が混ざらないで綺麗に塗ることが出来ます。
また、ポスカがしっかりと乾いた状態だと、ポスカで書いたり塗ったりした場所の上からでも、別の色のポスカで重ね書きをすることが出来ます。
こんな風に先に塗っていた色と違う色のポスカを使って重ねて書いても、色が滲んだり混ざらないで綺麗に重ねて書くことが出来ます。
ポスカで色を塗ったプラバンを焼く
プラバンにポスカで色が塗れたら、しっかりと乾かしてからはさみでカットします。
プラバンに塗ったポスカがしっかりと乾いていることをもう一度確認して、ちゃんと乾いていればトースターで焼けば完成です。
ポスカがまだ乾いていないのに焼き始めてしまうと、ポスカで書いたラインや塗りつぶした場所に、ひび割れや粉吹きが起きてしまう失敗が起こりやすくなります。
なので、必ずポスカのインクがしっかりと乾いた状態で焼き始めます。
以上がポスカで作るプラバンの「基本の作り方」なのですが、プラバンの表と裏を使い分けた塗り方で、ポップで可愛いくて奥行きのある面白い雰囲気で作ることも出来ます。
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プラバンの裏表を使ったポスカの塗り方で可愛く作れる!
プラバンにポスカで色を塗る時は、表と裏の両面を使う塗り方で、奥行きのある可愛いデザインで作ることが出来ます。
表と裏の両面を使う塗り方でプラバンを作る場合には、「透明プラバン」を使うことがおすすめです。
例えば、透明プラバンの表側に「ABC」の文字を書いて、プラバンの裏側には少しずらして「ABC」の文字を書いて焼いたとします。
すると、焼いて縮んだプラバンには厚みが出るので、表と裏の両面を使って書いた文字には奥行きが出ます。
次に、表裏の両面を使い分けて紐が交差しているようなデザインでも作ってみました。
少し複雑なこちらのデザインでも、紐や文字が交差しているような奥行きがある雰囲気を作ることができました。
透明プラバンの表と裏の両方から色を塗ることで、文字が浮き出たようなデザインで作ることが出来ます。
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プラバンにポスカを塗るのは焼いた後?
プラバンにポスカで色を塗るタイミングは、トースターでプラバンを焼く前と焼いた後どちらでも大丈夫です。
プラバンを焼く前にポスカで色を塗ると、プラバンを焼いた時にポスカで塗った部分がマット状になります。
プラバンを焼いた後にポスカで色を塗ると、色鮮やかでPOPな印象になります。
どちらのプラバンの雰囲気が好きかで使い分けて大丈夫です。
ただ、プラバンを焼く前にポスカで色を塗ると、焼いた後にポスカで塗った部分がひび割れてしまう失敗が起こるなどのデメリットがあります。
プラバンでポスカのインクがはじく時の対処法は?
ポスカは水性なので、透明プラバンの上で文字を書いたり線を引いた時に、インクがはじいて綺麗に塗れないことがあります。
ポスカのインクをはじかせないでプラバンに書くには、プラバンの片面にやすりがけをして傷を付けたり、フロストタイプのプラバンを使う必要があります。
なので、透明プラバンがポスカのインクをはじいて塗れない時は、100均でも買えるフロストタイプのプラバンを使ってみて下さい。
ポスカのインクをはじかないでキレイに塗れるようになるはずです!
ただし、フロストタイプのプラバンを使うと焼きは上がりに透明の部分がなくなります。
プラバンの焼き上がりで透明な部分を残したい場合は、透明プラバンにポスカで色を塗る必要があります。
そうすると、焼き上がりに透明な部分も作れます。
透明プラバンにポスカで塗る作業は、ポスカがインクをはじいてしまうので少し難しさがあります。
なので、ポスカのインクをはじいてしまう透明プラバンにでも上手に塗れるポスカの塗り方を紹介しておきます!
透明プラバンのポスカの塗り方とコツ
やすりがけなしの透明プラバンでもポスカのインクをはじかないで塗るには以下のポイントとコツが重要です。
- ポスカの極細ペンを使わない
- 細かな小さ過ぎる文字や線を書かない
- ポスカの細字タイプを使う
- 細字タイプでゆっくりとペンを動かして書く
これらのポイントとコツを守って塗るだけで、ポスカのインクをはじかないで塗れるようになります。
試しに極細のポスカを使って文字やラインを書こうと試みましたが、やっぱりプラバンの上でインクをはじいてしまいました。
なので、ポスカの極細ペンはおすすめしません。
次に、細字タイプのポスカでゆっくりとペン先を動かして書いてみました。
すると、やすりがけなしのプラバンの上でも、ポスカのインクがはじかずに綺麗に文字が書けました。
ただし、時々インクをはじいてしまうこともあります。
それでも、この方法を使うと綺麗にはじかずに塗れることが多いです。
透明プラバンにやすりがけなしでポスカで塗りたい場合は、ぜひ一度試してみて下さい。
また、ポスカを使う時にインクが出過ぎている場合もプラバンに上手くイラストを描けません。
ポスカのインクが出過ぎている場合は、ティッシュ等で軽く拭き取っておくことが失敗しないコツです。
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プラバン作りに最適なポスカの太さは?
ポスカには色々なペン先の細さの種類がありますが、プラバン作りで使うポスカのペン先は細字のポスカがおすすめです。
細かな線も描きたいと思いペン先がかなり細い極細ペンを購入してみましたが、ポスカのインクをプラバンが弾いてしまって塗りにくさを感じました。
プラバンに書いたポスカの線の消し方!
プラバンにポスカで引いたラインを消したい場合は、ティッシュや綿棒に水を含ませて拭き取れば綺麗に消すことが出来ます。
細かな部分も消しやすい細い「極細綿棒」がおすすめです!
ただし、プラバンにポスカで書いて直ぐに水拭きした場合に限ります。
ポスカで書いて完全に乾いた状態では、水で拭いても簡単には消えなくなってしまいます。
また、フロストタイプのプラバンや、透明プラバンにやすりがけをした状態のプラバンだと、ポスカで書いて直ぐの状態で水拭きをしたとしても消すことが出来ません。
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プラバンでポスカの色ムラがなくなる塗り方
水性のポスカでプラバンに着色した場合は、どうしてもポスカで塗ったムラが気になってしまうと思います。
でも、プラバンはトースターで焼くと縮むので、焼く前だと目立つ色ムラでも、トースターで焼いてしまえば目立たなくなります。
ポスカの色ムラが気になって何度も塗り重ねて厚塗り状態になってしまうと、トースターで焼いた時にヒビが入ってしまったり、不自然に粉っぽい状態になり汚くなってしまいます。
「少しムラがあるな〜」と思うくらいならば、何度も塗り重ねてしまうよりも、そのまま焼いてしまった方が、色ムラも気にならずに綺麗に焼けることの方が多いです。
ただ、色んな方向に向かってぐしゃぐしゃに塗るよりは、ペンの進む方向を一定方向に決めた塗り方の方がおすすめです。
この塗り方だと、何も決めずにぐしゃぐしゃにペン先を動かして塗った時よりも、ポスカの色ムラが気にならなくなります。
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プラバンをポスカで作った時のコーティングのやり方
プラバンをポスカで作った時にも、色を塗った部分がはげてこないようにコーティングが必要です。
プラバンをポスカで作った時のコーティングは、パジコの水性ニスでのコーティングがおすすめです。
100均で販売されているような普通の水性ニスでコーティングをすると、塗った水性ニスでポスカのインクが滲んでしまいます。
パジコの水性ニスは普通の水性ニスよりも滲みにくいです。
重ね塗りせずにささっと一筆で塗ってコーティングすると、ほぼ滲まずにコーティングすることができます。
水性ニスと合わせてUVレジンでコーティングすると、ポスカで作るプラバンの完成度はグンと上がります。
UVレジンは、清原のUVレジンがおすすめです。
100均のレジンのようなベタつきもなくツルツルとした陶器のような仕上がりになるからです。
プラバンに塗ったポスカがレジンで滲む時の対処法は?
ポスカで作ったプラバンをレジンでコーティングする時に、ポスカのインクがレジンで滲んでしまうことがあります。
この失敗は、
- 滲みにくいパジコの水性ニスでコーティングする
- 水性ニスを乾かす
- 水性ニスが乾いたら清原のUVレジンでコーティングする
この方法で解決することができます。
まず、パジコの水性ニス「スーパーエクステリアバーニッシュ グロス」は、100均などで販売されている水性ニスよりも滲みにくいです。
レジンでコーティングをする前に、滲まないパジコの水性ニスでコーティングしておくことで、レジンでコーティングした時にレジン液で滲まなくなります。
水性ニスが乾いたら、硬化の早い清原のUVレジンでコーティングします。
UVレジンも100均のものよりも清原のUVレジンの方が仕上がりがキレイでした。
なので、比べてみた体験からも清原のUVレジンをおすすめします。
まとめ
プラバンをポスカで作る時のポイントは以下の通りです。
- プラバンにポスカで色を塗るタイミングは、プラバンを焼く前と焼いた後のどちらでもOK(仕上がりに違いが出るだけ)
- プラバンでポスカのインクがはじく時はフロストプラバンを使ってみる
- 透明プラバンにやすりがけしないで作りたい時は、ポスカの細字タイプを使う
- ポスカの色ムラはプラバンを焼けばあまり目立たないので気にし過ぎない
- ポスカのプラバンコーティングはパジコの水性ニスと清原のUVレジンを使う
これらのポイントとコツを知っていれば、ポスカで作るプラバンの失敗はグンと減らせます!
プラバンに透明な部分を残したいのであれば、透明プラバンを使って下さい。
透明で透ける部分があると、それだけで他とは違うおしゃれな感じに作れます。
全ての面をポスカで色塗りするのであれば、ポスカのインクをはじかないフロストタイプのプラバンを使った方が簡単に色塗りができます。
透明プラバンやフロストタイプのプラバンを使い分けて、ポスカを使った自分だけに作れるデザインのプラバンを作ってみて下さい!
今日はここまで〜
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