こんにちは!もんちです・ω・)ノ
刺繍を始める時に最初から揃えておいた方が便利だと紹介される刺繍道具の一つに、布をピンと張った状態で刺繍が出来る「刺繍枠」があります。
実は刺繍枠がなくても刺繍をすることはできます。
でも、刺繍枠を使って布を張った状態をキープしながら刺繍をした方が、初心者でもより簡単に上手に刺繍をすることができます。
刺繍枠には木製とプラスチック製などの素材の違いがあったり、刺繍枠の枠のサイズも様々な種類があり使い勝手や耐久性も異なります。
この記事では、刺繍枠の基本的な使い方や、木製刺繍枠とプラスチック製刺繍枠の違い、刺繍枠のサイズの選び方などについて紹介します。
刺繍枠のおすすめ3選!
刺繍枠を購入する前に、まずは自分がどの種類の刺繍枠を購入するのかを選んでおかないといけません。
刺繍枠には素材や使い方で違いがあり、
木製 or プラスチック製
ネジ式 or ワンタッチ式
など、数種類の刺繍枠が販売されていて、プラスチック製の刺繍枠よりも木製の刺繍枠の方が値段が高いことが多いです。
この価格の違いは刺繍枠の良し悪しにも少し関係していて、刺繍枠で布をピンと張った状態のキープのしやすさや、刺繍枠の耐久性などで違いが出てきます。
まずは、刺繍枠の素材や使い方の違いを知って、自分がどの種類の刺繍枠を購入するのかを決めていきます。
おすすめ①:プラスチック製の刺繍枠
プラスチック製の刺繍枠は価格もお手頃で、初心者で材料を揃える時にも購入しやすかったり、カラフルで可愛い刺繍枠なのでそのまま飾ってもおしゃれというメリットがあります。
ただし、布を張る時にネジをきつく締めると、刺繍枠のネジの部分からひび割れてしまうことがあるという耐久性でのデメリットもあります。
という程に直ぐに割れてしまうわけではありません。
私自身もプラスチック製の刺繍枠を使っていますが、半年以上も普通に使えている刺繍枠もあります。
あくまでも、木製の刺繍枠と比べると耐久性が低いという感じです。
おすすめ②:木製の刺繍枠
木製の刺繍枠は耐久性があると言われていて、使う程に次第に手に馴染んできます。
また、木製の刺繍枠で布をピンと張った方が、プラスチック製の刺繍枠よりも張った布が滑りにくくて緩んできにくいとも言われています。
刺繍好きな人たちの中で人気がある木製の刺繍枠は、フランスのメーカー「サジュー」の木製刺繍枠です。
青いリボンがおしゃれなサジューの木製刺繍枠は、手芸店で見かける機会が少ないですが、メジャーなDMCなどからも木製の刺繍枠は販売されています。
耐久性があって何十年も使える刺繍枠を探している場合には、プラスチック製の刺繍枠よりも木製の刺繍枠の方がおすすめです。
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おすすめ③:ワンタッチ式の刺繍枠
ワンタッチ式の刺繍枠は、カチッと枠をはめるだけで布の固定が出来る刺繍枠です。
ネジ式でいちいち締め付けて布の固定をしなければいけない刺繍枠よりも、便利で楽ちんだと思い購入も検討していたのですが、
など、刺繍で有名な作家さんでさえ使い慣れていなかったり、通販の口コミでも同様のことを書かれている方が多いので、私自身はまだ購入はしていません。
また、ネジ式の方が生地に合った締め付けが出来るとのことで、ワンタッチ式よりもネジ式をおすすめしている刺繍作家さんも多いです。
ワンタッチの刺繍枠も気にはなっているので、購入した際は使い心地などを追記したいと思います。
刺繍枠の選び方
以上が素材や使い方の違う刺繍枠の特徴なのですが、刺繍初心者の場合は価格も手頃でカラフルで可愛い刺繍枠が多いプラスチック製の刺繍枠から始めてみるのがおすすめです。
何故なら、初心者で刺繍を始めても三日坊主で終わってしまう可能性だってあるからです。
高い木製の刺繍枠を買っても刺繍が続かなければ勿体ないですし、プラスチック製のカラフルな刺繍枠だと、完成した刺繍枠をそのままおしゃれに飾ることも出来ます。
最初の作品を完成させた後にでも「刺繍を続けたいな」と思えた時には、ずっと愛着が出来る程の耐久性がある木製の刺繍枠を購入すれば良いと思います。
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刺繍枠のおすすめサイズ
刺繍枠は枠の大きさにサイズがあり、使いやすい刺繍枠のサイズは10cm〜12cmと紹介されていることが多いです。
私はワンポイントの刺繍をよく作っていて10cmの刺繍枠使っていますが、手に馴染んで使いやすいと感じています。
小さな刺繍枠だと布をピンと張った状態もキープしやすくて、刺繍枠を手で持って刺繍を刺し進める時にも疲れにくいです。
また、初心者で刺繍を始めるとワンポイント刺繍を楽しむ機会が多くなり、大きな図案の刺繍をすることは滅多にありません。
と思って大きな刺繍枠を購入しても、結果的にはワンポイントの刺繍しかしていないのに、「大きな刺繍枠を使って手で疲れる…」という状態になる可能性が大きいです。
また、大きな図案の刺繍は大きな刺繍枠でしか出来ないということもなく、小さな刺繍枠をズラしながらでも作れます。
ワンポイント刺繍をする機会が多い刺繍の初心者さんには、手に馴染んで疲れにくい小さな刺繍枠の方が使いやすい!
100均で販売されている刺繍枠の中で一番小さなサイズは、セリアで販売されている12.5cmの刺繍枠です。
刺繍枠を購入するのが勿体ないと思っている場合には、まずは100均の刺繍枠を使ってみて刺繍枠を使っての刺繍のやりやすさを体感してみるのもおすすめです。
刺繍枠の使い方
刺繍枠の使い方は、まずは内側の枠の上に生地を置いて、その上から外側の枠をはめてネジで締めて、刺繍枠の上に布を張って使います。
この時に、生地がピーン!としっかりと張っていないと、刺繍が刺しにくくなってしまいます。
生地の張り具合の目安は、指先で軽く叩いて「ポンポン」と音が鳴るくらいです。
ここまで準備が出来たら、図案通りに刺繍を刺し始めていきます。
刺繍枠を小さな布地の隅や襟でも使う方法
ハンカチや襟の角に刺繍をする場合でも、生地を張って刺繍枠を使うことが出来ます。
まず、刺繍をしたいと思っているハンカチの角に合わせて切った端切れを用意します。
次に、適当に粗めの波縫いで端切れとハンカチを繋げ合わせます。
これで、ハンカチや襟の角(隅)でも、刺繍枠にはめて刺繍を刺すことが出来ます。
リボンやテープなどの細長い生地でも、端切れを縫い付けてから刺繍枠にはめる方法を使えば、刺繍枠でしっかりと生地を張って刺繍が刺せます。
刺繍枠で張った生地が緩む時は布を巻く
刺繍枠に布を張る時には、出来るだけ生地をピーン!と張っておかなければいけません。
でも、刺繍で針を刺し続けていると、最初はピーン!と張っていた生地も、次第に緩んでダルダルになってきてしまうことがあります。
そんな時には、生地の滑り止め硬化がある高い刺繍枠を購入する前に、まずは刺繍枠の内側の輪に生地を巻き付けてみて下さい。
たったこれだけで、刺繍枠に張った生地と刺繍枠に巻き付けた生地とで摩擦が起こって、刺繍を刺している最中の生地が緩んできにくくなります。
細長く切った端切れを巻き付けるだけなので凄く簡単です。
刺繍枠で布をしっかりと張ることが出来れば、図案がなくても「刺繍の基本のステッチ」などの練習はすぐに始められます。
まずは、難しい図案の刺繍よりも、簡単で可愛い基本のステッチをピンタレストやYouTubeで検索して練習で刺してみて下さい。
まとめ
刺繍枠にはプラスチック製と木製がありますが、少々値段が高くても耐久性があって長く使えるものを選びたいのならば木製の刺繍枠がおすすめです。
「刺繍枠がどんなに便利なのか使ってみたいけれど三日坊主になるかもしれない」という不安が残る感じがあるならば、最初はプラスチック製の刺繍枠から始めてみて下さい。
「刺繍枠を買うお金が勿体ないと思うけれど気にはなっている」くらいの感じでしたら、まずは100均の刺繍枠を使ってみるのも良いと思います。
とにかく、刺繍を始めるならばどんな刺繍枠でも良いので、最初の刺繍道具として刺繍枠を揃えておくことがおすすめなのです。
フランス刺繍では基本のステッチを使って、イラストやキャラクターを描くように図案の線に沿って刺繍をしていきますが、刺繍枠を使わないと簡単に綺麗に刺せません。
簡単な基本のステッチを覚えるだけで、自分が好きなキャラクターや簡単なワンポイント刺繍を作りたいと思っている場合は、絶対に刺繍枠を使っての刺繍がおすすめです。
刺繍枠以外で最初に揃える刺繍道具については、下記の記事でまとめて紹介しています。
今日はここまで〜
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