100均でも購入出来る白いプラバンを知っていますか?
よくある半透明プラバンは、仕上げに裏側を白く綺麗に見せる為のコーティングが必要でした。
例えば、プラバンを焼いた後にアクリル絵の具などでプラバン背面を白く塗り、更に水性ニスでコーティングをするなどの方法があります。
でも、100均の白いプラバンでプラバンを作ると、背面のコーティングをしなくても裏側が真っ白で綺麗です。
なので、焼いたプラバンの裏側をわざわざコーティングをする必要がありません。
実際に100均の白いプラバンを焼いてみても、背面コーティングがなしの状態でも裏側がすごくキレイです。
半透明のプラバンを焼いて裏側を白く塗っていた時とは仕上がりも全然違います。
白いプラバンは100均のダイソーやセリアでも販売されていますが、Amazonの通販を使ったまとめ買いで少しだけ安く購入できます。
当記事では、
- 100均で買える白プラバンの種類
- 白プラバンを使った基本の作り方
- 白プラバンとグルーガンの接着で作るおしゃれなデザインの作り方ブ
などを紹介します。
100均の白いプラバンのサイズと種類
白いプラバンは、100均のセリアやダイソーでも販売されています。
白いプラバンに色鉛筆を使って着色する場合には、今まではヤスリがけが必要でした。
でも、印刷が出来るようなフロストタイプの白いプラバンも販売されているので、白いプラバンの種類によってはヤスリがけなしでも色鉛筆や水性ペンを利用することも出来ます。
100均ダイソーの白いプラバン
- 大きさ:A5サイズ(2枚入り)
- 厚さ:0.2mm
- キーホルダーのパーツ付き
ダイソーの白プラバンは、A5サイズが2枚入っていて、キーホルダーのパーツが1つ付属しています。
最近では、100均のプラバンが実店舗と変わらない価格で通販で販売されたりしていますが、ダイソーの白プラバンは通販での販売はありませんでした。(2022年8月現在)
100均セリアの白いプラバン
- 大きさ:A4サイズ
- 厚さ:0.3mm
※付属品はなくて、白プラバンはA4サイズが1枚のみ入っています。
セリアで販売されている白プラバンは、A4サイズなので、ダイソーのはがきサイズの白プラバンよりも大きくなりますが、入っている枚数は1枚です。
また、付属にキーホルダーパーツなどは付いていません。
100均の白プラバンは色鉛筆が使える
100均の白いプラバンはフロストタイプになっているので、プラバンの表面がヤスリがけなしでもザラザラとしています。
なので、何の加工をしなくても色鉛筆や水性ペンで絵を書くことができます。
100均のセリアで販売されている白いプラバンは、Amazonだと100均と変わらぬ価格、または少し安くなった価格で購入できます。
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100均の印刷が出来る白プラバンは色鉛筆が使える!
100均のセリアとダイソーでは、インクジェットプリンター対応で印刷ができる白いプラバンも販売されています。
100均のセリアとダイソーのどちらで購入しても、サイズや入っている枚数に変わりがありません。
印刷が出来る白いプラバンは片面がザラザラとしているので、普通のプラバンでは使えない色鉛筆や水性ペンでも、ヤスリがけなしでイラストを描くことが出来ます。
また、はがきサイズの白いプラバンは、好きなイラストを直接プラバンに印刷することができます。
なので、イラストが苦手な人でもプラバン作りを楽しむことができます。
印刷ができるプラバンを使って上手く作るコツや便利な使い方は、【100均セリアのプラバンに印刷する時のプリンターの設定と作り方!】で詳しく紹介しています。
100均の白いプラバンを使った基本的な作り方
当記事では、100均セリアで販売されている印刷が出来ない白いプラバンでブローチを作りました。
印刷が出来る白いプラバンがあるのに、手書きの白いプラバンで作るのは面倒くさいだけと思いがちですが、手書きならではの雰囲気で作れるというメリットもあります。
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白いプラバンで上手に書き写すし方法!
まずは、作った下絵に白いプラバンを重ねてイラストを書き写していきますが、白いプラバンで図案を写す場合は、半透明プラバンよりも書き写しにくくなっています。
白いプラバンを下絵のデザインの上に重ねても、下絵がはっきりとは写らないからです。
試しに同じデザインの下絵の上に半透明プラバンを重ねてみると、書き写しがやりやすい状態ではっきりと透けてくれます。
なので、これまで半透明プラバンで下絵を書き写してプラバン制作をしていた人は、白いプラバンでの下絵の書き写しが凄くやりにくく感じてしまうと思います。
解決策としては、
白いプラバンで作る下絵のデザインを簡単なものにして書き写しをやりやすくする
下からライトを照らして下絵のデザインがしっかりと透ける状態にする
この2点がおすすめです。
白いプラバンでも凝った細かなデザインの書き写しをしたい場合は、ライトで下から照らして透かし具合を調節出来るトレース台が便利です。
トレース台があれば、白いプラバンでも下絵のデザインが綺麗に透けて見えて、細かな下絵のデザインでも書き写しやすくなります。
または、はがきサイズの印刷ができる白いプラバンで、白いプラバンにイラストを印刷してプラバンを作る方法がおすすめです。
下絵の書き写しが終わったら、トースターで白いプラバンを焼いていきます。
100均の白プラバンは歪んで綺麗に焼けない?
Twitterなどでは、こんな呟きがいくつか見られます。
白いプラバンに限らずに、プラバンを真っ直ぐ平らに焼くには何個かのコツが必要です。
その中でも、プラバンを焼く時に歪みが出たり、凸凹になって綺麗に焼けない時などは、取り出すタイミングのコツさえ分かれば綺麗に焼けることがほとんどです。
プラバンをきれいに焼くコツと、トースターから取り出すタイミングについては、【プラバンで失敗しない上手な焼き方にはコツがある!】で詳しく紹介しています。
プラバンをトースターで焼く時には、プラバンがぐにゃぐにゃに曲がっても焦って取り出さないで、取り敢えずぐにゃぐにゃが止まるまで待ってから取り出してみて下さい。
そこに気を付けるだけでも、プラバンを焼いた時に凸凹のぐちゃぐちゃになってしまう失敗はきっとなくなります。
100均の白いプラバンもレジンでコーティングする
白いプラバンをトースターで焼いたら、仕上げにレジンや水性ニスなどでコーティングをします。
プラバンブローチはコーティングをしていない状態でも使えますが、コーティングがないと書いたイラストが擦れて消えてきてしまったり、色移りが起こる可能性があります。
また、白いプラバンの表の面をレジンでコーティングすることで、表面がぷっくりと膨れた状態になって可愛く上手にも見えてくれます。
水性ニスでコーティングをする場合だと、粘土などのコーティングで使う普通の水性ニスでは油性ペンが滲んでしまいます。
プラバンのコーティングには、油性ペンが滲みにくいパジコの水性ニスがおすすめです。
100均の水性ニスでは必ずと言っていい程に油性ペンが滲みます。
また、100均ではレジンも販売されていますが、100均のレジンは硬化させた後でも少しベタつくような感覚が残ってしまうように感じました。
私自身はその感じが嫌だったので、仕上がりがつるつるとして綺麗に見える清原のUVクラフトレジン液を使っています。
白いプラバンの裏側はコーティングをしなくても綺麗なので、そのままの状態でも大丈夫です。
これでも完成なのですが、白プラバンの裏側のコーティングにフェルトを使うと少し可愛い雰囲気に仕上がったりもします。
フェルトを使ったプラバンの背面のコーティング方法は、【プラバンの背面をフェルトでコーティングする方法!】で紹介しています。
次に、100均の白いプラバンで作るプラバンアクセサリーがおしゃれに見える白プラバンの背面コーティングの作り方を紹介します。
白プラバンの背面接着にグルーガンを使っておしゃれに見せる作り方!
白いプラバンの裏側のコーティングにグルーガンを使うだけで、白いプラバンで作るプラバンアクセサリーがおしゃれに作れます。
白いプラバンの表側がから見える黒の縁取りのデザインは、100均のグルーガンを使って作って接着して作ったものです。
白いプラバンに黒の縁取りが出来るだけで、ありきたりの白いプラバンのデザインとは違うプラバンアクセサリーのデザインに見せられます。
白いプラバンの背面をグルーガンで接着する時の材料
白いプラバンの裏側のコーティングをグルーで接着する時の材料は2つだけです。
- グルーガン
- グルーガンスティック(色付きがかわいく仕上がる)
この2つは100均で揃えることも出来ます。
白いプラバンの裏側コーティングをグルーガンで接着する方法
100均のグルーとグルーガンを使って、白いプラバンの裏側のコーティングをデザインをアレンジする時のやり方は以下の通りです。
- 好きな色のグルーガンスティックを絞り出す
- グルーがまだ熱い内に、グルーの上にプラバンを乗せて指で下に押す
- プラバンの周りからグルーがはみ出てきて、プラバンの周りを縁取ったように見えたら手を離す
この手順でグルーにプラバンを接着するだけで、プラバンの裏側と側面がグルーでコーティングされた状態になります。
少しコツが必要になるので何度か練習しないと上手くいかないと思いますが、100均のグルーガンの接着を利用した方法を使ったおしゃれに見える作り方です。
グルーガンを接着する方法でプラバンの裏側をコーティングすると、白いプラバン周りにグルーが溢れて数ミリ程度の縁取りができます。
グルーガンでグルーを絞り出した上にプラバンを置いて接着し、丸いプラバンの縁からグルーがはみ出てくるまで指で押し付けます。
なので、プラバンの裏側もグルーでコーティングされた状態になります。
この方法だと、100均セリアの白いプラバンで作ったプラバンアクセサリーも、他とは違う個性的でおしゃれに見えるデザインで作れます。
白いプラバンは焼いたプラバンの裏側をコーティングする必要がないくらいに綺麗です。
でも、フェルトやグルーガンを使った接着でコーティングするなどすれば、ありきたりの白いプラバンブローチのデザインではない個性的で人とはかぶらないものが作れます。
また、土台が白いので油性ペンだけではなくて色鉛筆やポスカなど、着色材の種類を変えるだけでも、全く雰囲気が違うものが作れます。
今日はここまで〜
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