こんにちは!もんちです・ω・)ノ
裁縫すらあまりしたことがない私は、刺繍を始めようと思った時に、「何をどう練習すれば良いのかが分からない」と思っていました。
でも、実は簡単にできる手縫いの刺繍のステッチを何種類か覚えるだけで、イラストを描くように手縫いの刺繍で絵を描くことが出来ます。
この記事では、可愛いイラストのワンポイント刺繍や、スヌーピーなどのキャラクター刺繍も手縫いで作ることができる刺繍のステッチの縫い方を紹介します。
初心者でも簡単にできる手縫いのステッチの種類7選!
刺繍には沢山のステッチの種類がありますが、その全てを覚えなければいけなかったり、難しくて苦手なステッチを無理に覚えたりする必要はありません。
なぜなら、初心者でもできる簡単な縫い方の基本ステッチを覚えるだけでも、可愛いイラストの刺繍が作れてしまうからです。
手縫いの刺繍ステッチの種類①:ランニングステッチの縫い方
「ランニングステッチ」は、イラストや図案のライン上に目の長さが揃うように針を刺す縫い方で作れる種類のステッチです。
①〜⑥のように針目を揃えながら、針を入れる刺すを繰り返します。
針を入れて出すことを繰り返すだけの簡単なステッチですが、手縫いで直線や曲線の装飾を描くこともできます。
手縫いの刺繍ステッチの種類②:ストレートステッチの縫い方
「ストレートステッチ」は、縦や横に1本だけで刺す縫い方で作れる種類のステッチです。
針目の長さや方向を変えるだけで、文字の装飾などにも使える簡単で便利なステッチです。
縫い方は簡単で、①から出て②に刺すだけです。
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手縫いの刺繍ステッチの種類③:バックステッチの縫い方
「バックステッチ」は、返し縫いのようにひと針ごとに戻りながら刺す縫い方で作れる種類のステッチです。
まず、①から針を出して②に入れます。
次に、ひと針分戻って③から針を出して、①と同じ場所に刺します。
この刺し方を繰り返すと、針の目が繋がったラインのステッチが手縫いで作れます。
手縫いの刺繍ステッチの種類④:巻きつけバックステッチの縫い方
「巻きつけバックステッチ」は、バックステッチの縫い方に違う色の糸を巻き付けて作る種類のステッチです。
まず、手縫いでバックステッチを作ります。
次に、別の色の糸を用意して、手縫いしたバックステッチの糸の下(①)から針を出して、バックステッチの次の縫い目の糸の下をくぐらせて通します。(針を布には刺しません)
この作業を繰り返すと、バックステッチに模様が入ったような「巻きつけバックステッチ」が手縫いで作れます。
刺し終わりは、バックステッチの糸の下に針を刺して裏面で玉止めなどをします。
「巻きつけバックステッチ」は、バックステッチで円を描いた部分にでも問題なく作れます。↓↓
手縫いの刺繍ステッチの種類⑤:アウトラインステッチの縫い方
「アウトラインステッチ」は、半分ずつ針目を重ねて線を作る縫い方で作れる種類のステッチです。
まず、①から針を出して②に入れます。
次に、①の半分先に針を出して、前に刺した糸のステッチの真ん中くらいの下に針を入れます。
この作業を繰り返して手縫いで作れる縄のようなステッチが、「アウトラインステッチ」です。
「アウトラインステッチ」は、なめらかな曲線を作ることが出来るので、図案のアウトライン(塗り絵の外線みたいなもの)に使われることが多い手縫いのステッチの種類です。
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手縫いの刺繍ステッチの種類⑥:巻きつけアウトラインステッチの縫い方
「巻きつけアウトラインステッチ」は、上記で紹介した「アウトラインステッチ」に装飾を付けたような種類のステッチです。
まず、普通のアウトラインステッチを作ります。
次に、アウトラインステッチを作った時の刺繍糸とは別のカラーの刺繍糸を準備します。
①から針を出して、次の針目の糸に針をくぐらせます。
この作業を繰り返すことで、アウトラインステッチに装飾が付いた「巻きつけアウトラインステッチ」が作れます。
手縫いの刺繍ステッチの種類⑦:コーチングステッチの縫い方
「コーチングステッチ」は、長く渡したストレートステッチのような糸を、別のカラーの糸を使ってとめていくと作れる種類のステッチです。
まず、AからBのように長く糸を渡します。
次に、糸を止めたい場所に等間隔で針を刺していきます。
①から入って糸をまたいで②へと入りますが、②で刺す位置は①で入った針穴と同じ場所にします。
これで、糸を装飾しながらもしっかりと固定が出来る種類のステッチ「コーチングステッチ」の完成です。
以上が、裁縫すらあまりしない私でも最初から簡単に作れた刺繍のステッチの種類7個です。
- ランニングステッチ
- ストレートステッチ
- バックステッチ
- 巻きつけバックステッチ
- アウトラインステッチ
- 巻きつけアウトラインステッチ
- コーチングステッチ
刺繍の基本ステッチの種類はまだまだあって、中には難易度の高いものもあります。
でも、最初から難しい刺繍に手を付けて
と落ち込んでしまうよりも、まずは簡単な手縫いで作れる基本のステッチの種類から初めてみても大丈夫だと思います。
何故なら、簡単な刺繍のステッチから始めた私が、たった7種類のステッチを覚えただけで、キャラクター刺繍やワンポイント刺繍を作ることもできたからです。
この写真のように簡単な種類のステッチを覚えるだけで作れるワンポイント刺繍は、以下の刺繍本の中で紹介されています。
また、スヌーピーのディアゴスティーニでも簡単に作れる刺繍が紹介されています。
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まとめ:簡単な縫い方で作れる7種類の基本ステッチから覚えよう!
少し練習をすればそれなりの見た目で手縫いすることができる簡単な種類の刺繍の基本ステッチでも、イラストの刺繍やワンポイント刺繍が沢山作れます。
そりゃ高度なステッチを使って作る刺繍作品の方が、見た目は豪華だしおしゃれな雰囲気も出せます。
でも、最初から難しい種類のステッチを練習すると、ステッチの習得に苦戦をして「楽しい!」と思う前に三日坊主になる可能性が高いです。
刺繍の初心者でも三日坊主にならずに刺繍を続けられた理由は、
①まずは簡単な手縫いの練習で作れるステッチの習得から始める
②簡単な種類のステッチでも作れる好きな図案やキャラクターの刺繍本を買ってみる
以上の2点が大きいと思います。
刺繍の初心者でも簡単に手縫いができるステッチの種類が紹介されている刺繍の基本の本や図案本は、【刺繍の初心者におすすめの本!】で紹介しています。
また、刺繍を始める時に揃える道具については、【刺繍の初心者が最初に揃える必要がある道具と本!】で紹介しています。
刺繍を初めて三日坊主で終わらないためにも、まずは簡単なステッチだけを覚えて、本を参考に自分が好きなキャラクターの刺繍をしてみるのもおすすめです。
今日はここまで〜
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