こんにちは!もんちです・ω・)ノ
ポスカでプラバンを作る時に、プラバンの表と裏の両面を使う塗り方をすれば、おしゃれでかわいい奥行きのあるプラバンを作ることが出来ます。
ポスカでプラバンに色を塗るタイミングは、トースターでプラバンを焼く前と焼いた後どちらでも大丈夫です。
でも、完成品を上手く見せる為の塗り方にはコツがあります。
プラバンを焼く前にポスカで色を塗ると、プラバンを焼いた時にポスカで塗った部分がひび割れたり、カサカサになって粉っぽくなるなどの失敗も起こりやすくなるからです。
この記事では、使いこなせば可愛くてポップなプラバンが簡単に作れるPOSUCA(ポスカ)を使ったプラバンの作り方と、失敗しない色の塗り方のコツなどを紹介します。
プラバン作りの材料とポスカの太さの選び方
プラバンをポスカで作る時の材料は以下の5点です。
- プラバン
- 紙やすり(フロストタイプのプラバンを使う場合は不要)
- ポスカ(細字タイプ)
- はさみ
- フライパンホイル(アルミホイルよりもくっつかない)
※ ポスカで作ったプラバンをアクセサリーやキーホルダーにしたい場合は、穴あけパンチやキーホルダーパーツの材料も追加で必要になります!
ポスカで綺麗に色が塗れるプラバンの選び方
ポスカのような水性インクでプラバンに着色をする場合は、紙やすりでプラバンに傷を付けてからの塗り方が一般的でした。
その手順で塗らないと、プラバンがインクを弾いて上手く色が塗れなかった為です。
でも、最近ではポスカでもインクを弾かずに色が塗れる「フロストタイプのプラバン」が100均でも販売されているので、フロストタイプのプラバンの利用がおすすめです。
フロストタイプのプラバンを使うと、紙やすりでプラバン表面に傷をつける工程が必要なくなるので、やすりなしでも水性インクで綺麗に色を塗ることが出来ます。
ただし、フロストタイプのプラバンの焼き上がりは、色を塗っていない部分が白くなって焼き上がります。
透明プラバンの時のような透き通った状態ではなくなります。
プラバンの焼き上がりで透明の状態になる部分を残したい場合は、ポスカのインクを弾きやすくて多少の書きにくさがあっても、透明プラバンに塗って作る必要があります。
プラバンに最適なポスカの太さの選び方
ポスカには色々なペン先の細さの種類がありますが、プラバン作りで使うポスカのペン先は細字のポスカがおすすめです。
細かな線も描きたいと思いペン先がかなり細い極細ペンを購入しましたが、ポスカのインクをプラバンが弾いてしまい、凄く色塗りがやりにくくなりました。
新品のポスカはペン先にインクが染み込んでいない状態なので、ポスカをシャカシャカと振ってから紙にペン先を押し付けて、ポスカのインクをペン先に染み込ませておきます。
また、ポスカのインクが出過ぎている場合は、ポスカを使ってプラバンに綺麗なラインが描けないので、ティッシュ等で軽く拭き取っておきます。
以上で、プラバンをポスカで作る時に必要な材料の選び方とポスカの準備は完了です。
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プラバンにポスカで色を塗る時の作り方
プラバンをポスカで着色して作る場合にも、プラバンに好きな型紙の図案を書き写すことから始めていきます。
当記事では絵本のキャラクターを型紙代わりにしましたが、ポスカでの色塗りでも作れる図形や簡単なイラストの型紙は、無料でダウンロード出来るものが沢山あります。
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プラバンの型紙をポスカで書き写す
まず、型紙や書き写したいイラストの上にカットしたフロストタイプのプラバンを置いて、四隅をマスキングテープなどで固定します。
こうすると、型紙を写している最中にプラバンが動かないので、型紙の図案を綺麗に書き写すことが出来ます。
次に、ポスカ(細字タイプ)で塗りつぶす部分を囲ってから、一つずつ塗りつぶしていきます。
この方法でポスカで塗りつぶすと、塗りつぶしたい場所からはみ出さずに綺麗に塗りつぶすことが出来ます。
このイラストでは黒の横を黄色で塗りつぶしますが、黒のポスカがまだ乾いていない状態なのに黄色を塗り始めてしまうと、黒と黄色のポスカが混ざって汚くなってしまいます。
すぐ隣に別の色のポスカで色を塗る時には、必ず先に塗っていたポスカのインクが乾いてから塗り始めます。
すると、他の色同士が混ざらないで綺麗に塗ることが出来ます。
また、ポスカがしっかりと乾いた状態だと、ポスカで書いたり塗ったりした場所の上からでも、別の色のポスカで重ね書きをすることが出来ます。
こんな風に先に塗っていた色と違う色のポスカを使って重ねて書いても、色が滲んだり混ざらないで綺麗に重ねて書くことが出来ます。
ポスカで色を塗ったプラバンを焼く
プラバンにポスカで色が塗れたら、しっかりと乾かしてからはさみでカットします。
プラバンに塗ったポスカがしっかりと乾いていることをもう一度確認して、ちゃんと乾いていればトースターで焼けば完成です。
ポスカがまだ乾いていないのに焼き始めてしまうと、ポスカで書いたラインや塗りつぶした場所に、ひび割れや粉吹きが起きてしまう失敗が起こりやすくなります。
なので、必ずポスカのインクがしっかりと乾いた状態で焼き始めます。
以上がポスカで作るプラバンの「基本の作り方」なのですが、プラバンの表と裏を使い分けた塗り方で、ポップで可愛いくて奥行きのある面白い雰囲気で作ることも出来ます。
プラバンは表裏の両面を使ったポスカの塗り方で可愛くなる!
プラバンにポスカで色を塗る時は、表と裏の両面を使う塗り方で、奥行きのある可愛いデザインで作ることが出来ます。
表と裏の両面を使う塗り方でプラバンを作る場合には、「透明プラバン」を使うことがおすすめです。
例えば、透明プラバンの表側に「ABC」の文字を書いて、プラバンの裏側には少しずらして「ABC」の文字を書いて焼いたとします。
すると、焼いて縮んだプラバンには厚みが出るので、表と裏の両面を使って書いた文字には奥行きが出ます。
次に、表裏の両面を使い分けて紐が交差しているようなデザインでも作ってみました。
少し複雑なこちらのデザインでも、紐や文字が交差しているような奥行きがある雰囲気を作ることが出来ました。
半透明プラバンでは透明な部分を作ることは出来ませんが、ポスカで同じような色の塗り方をすることで、文字が浮き出たようなデザインで作ることが出来ます。
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プラバンがポスカのインクを弾いて書けない時のコツ
ポスカは水性なので、透明プラバンの上で文字を書いたり線を引いた時に、インクが弾いて綺麗に書けない場合があります。
ポスカを使ってラインを書く時に早くペンを動かしたり、極細ポスカで小さな文字を書く時は特にインクを弾いてしまいやすいです。
細かな文字でもポスカのインクを弾かせないでプラバンに書くには、プラバンの片面にやすりがけをして傷を付けたり、フロストタイプのプラバンを使う必要があります。
でも、プラバンの片面にやすりがけをしたり、フロストタイプのプラバンを使うと、透明のプラバンを使いたくても、半透明状態のプラバンでしか作れなくなってしまいます。
なぜなら、フロストタイプのプラバンは元々が半透明で片面が曇っているし、透明プラバンは片面にやすりがけをすると、片面が曇って半透明状態になってしまうからです。
透明プラバンでもやすりなしでポスカで塗る方法
プラバンの片面にやすりがけしたり半透明のフロストタイプ使えば、ポスカでもインクを弾かないで書くことが出来ますが、透明プラバンを使って作りたいこともあると思います。
そんな時には、
- ポスカの極細ペンを使わない
- 細かな小さ過ぎる文字や線を書かない
- ポスカの細字タイプを使う
- 細字タイプでゆっくりとペンを動かして書く
これらのコツを守って書くだけで、ポスカで透明プラバンに書いた時に、インクが弾いて文字が潰れてしまうことがなくなります。
極細のポスカを使って文字やラインを書こうと試みましたが、どんなに大きな文字を書いても、ゆっくりとペン先を動かして書いても、プラバンの上でインクを弾いてしまいました。
ところが、細字タイプのポスカでゆっくりとペン先を動かして書けば、つるつるとしたやすりがけなしのプラバンの上でも、ポスカのインクが弾かずに綺麗に文字が書けました。
時々インクを弾いてしまうこともありますが、この方法を使うと綺麗に書けることも多いです。
透明プラバンでやすりがけなしでポスカを使いたい場合には、ぜひ一度試してみて下さい。
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プラバンに書いたポスカの線の消し方!
プラバンにポスカで引いたラインを消したい場合は、ティッシュや綿棒に水を含ませて拭き取れば綺麗に消すことが出来ます。
細かな部分も消しやすい細い「極細綿棒」がおすすめです!
ただし、プラバンにポスカで書いて直ぐに水拭きした場合に限ります。
ポスカで書いて完全に乾いた状態では、水で拭いても簡単には消えなくなってしまいます。
また、フロストタイプのプラバンや、透明プラバンにやすりがけをした状態のプラバンだと、ポスカで書いて直ぐの状態で水拭きをしたとしても消すことが出来ません。
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プラバンでポスカの色ムラがなくなる塗り方
水性のポスカでプラバンに着色した場合は、どうしてもポスカで塗ったムラが気になってしまうと思います。
でも、プラバンはトースターで焼くと縮むので、焼く前だと目立つ色ムラでも、トースターで焼いてしまえば目立たなくなります。
ポスカの色ムラが気になって何度も塗り重ねて厚塗り状態になってしまうと、トースターで焼いた時にヒビが入ってしまったり、不自然に粉っぽい状態になり汚くなってしまいます。
「少しムラがあるな〜」と思うくらいならば、何度も塗り重ねてしまうよりも、そのまま焼いてしまった方が、色ムラも気にならずに綺麗に焼けることの方が多いです。
ただ、色んな方向に向かってぐしゃぐしゃに塗るよりは、ペンの進む方向を一定方向に決めた塗り方の方がおすすめです。
この塗り方だと、何も決めずにぐしゃぐしゃにペン先を動かして塗った時よりも、ポスカの色ムラが気にならなくなります。
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まとめ
ポスカで色を塗ってプラバンを作る時には、プラバンを焼く前とプラバンを焼いた後のどちらでも大丈夫なのですが、焼く前に色を付けている人が多いです。
プラバンを焼く前にポスカで色を塗る場合には、
- ポスカを厚塗りし過ぎないこと
- ポスカのインクを十分に乾かしてから焼くこと
この2つさえ気にしていれば、ポスカで塗ったプラバンを焼いた時に、塗った部分にヒビが入ってしまったり、引いたラインが粉っぽくなってしまう失敗は減らせます。
また、少しでもポスカで色を塗らない部分があるのであれば、透明プラバンで作った方が透ける部分を作れておしゃれに見せられます。
逆に、全ての面に色を塗るのであれば、やすりがけをしたプラバンやフロストタイプのプラバンを使った方が、ポスカで色を塗ったりがやりやすくなります。
でも、半透明プラバンでも両面を使い分けて塗ることで、透明プラバンの時と同じように文字が浮き出たような奥行きのあるデザインが作れます。
ポスカでどんなデザインのプラバンを作りたいかによって、使うプラバンを使い分けながら作ることも、ポスカで作るプラバンを上手に見せるポイントになります。
今日はここまで〜
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