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こんにちは!もんちです・ω・)ノ
原状回復DIYが浸透してきている今では、自分好みのインテリアにDIYしたりリメイクすることを、「賃貸住まいだから…」と諦める必要もなくなってきています。
2年前に引っ越した我が家でも、玄関に元々付いていた靴箱だけでは収納が足りなかったので、突っ張り金具を使って有孔ボードを取り付けたりしました。

有孔ボード専用フックは高価なものが多いので、100均DIYで有孔ボードフックや収納棚もどんどん追加しました。
更に、玄関の靴箱やポストはリメイクシートでリメイクして、当時好きだった男前インテリアっぽくもして、原状回復DIYを存分に楽しんでいました。

原状回復DIYは、原状回復に失敗するかもしれないというデメリットもありますが、我が家で行ったこの全てのDIYやリメイクは無事に原状回復が出来ています。

当記事では、
- 引っ越し前の我が家がやっていた玄関リメイクの方法
- 安い突っ張り金具でも壁を傷付けない有孔ボードの取り付け方
- 100均で出来る有孔ボード収納やフックの作り方
などをまとめました。
目次
賃貸でも出来る突っ張り金具を使った有孔ボードの取り付け方法!
まず、靴箱の天板が木目調の方が良いと思ったので、「マスキングテープ+超強力両面テープ」の貼り方で、靴箱の天板に木目の壁紙を貼りました。

賃貸DIYで便利な剥がせる壁紙はお値段お高めですが、マスキングテープと両面テープを使って「のりなし壁紙」を貼れば、剥がしやすい「剥がせる壁紙」もどきが作れます。

次に、靴箱の天板から天井までに、突っ張り金具を使って突っ張り棒を立てます。

突っ張り金具はホームセンターで購入出来るもので、ただの安い角材の木の棒も突っ張り棒のように使うことが出来ます。

突っ張り金具で突っ張り柱が作れたら、柱に有孔ボードを重ねてビスで固定します。

この方法だと、賃貸の壁紙も傷付けないで有孔ボードの取り付けが出来て、ディアウォールやラブリコを購入するよりも安く突っ張り柱が作れました。
https://diy-kurashi-cafe.com/entry/pegboard-diy_1
ただ、ラブリコ↗やディアウォール↗
を使った方が簡単に突っ張り柱を作って有孔ボードを取り付けることが出来ます。
安く作りたいという思いよりも、ラクちんで簡単に有孔ボードを取り付けたいのならば、突っ張り金具よりもディアウォールやラブリコの方が断然おすすめです。
次に、玄関に取り付けた有孔ボードに収納を追加していきます。
有孔ボード収納は有孔ボードの専用フックがないと無理だと思いがちですが、実は100均でも有孔ボードで使えるフックの代用品や飾り棚が作れます。
100均の木箱と釘フックで有孔ボードに飾り棚を作る
玄関に取り付けた有孔ボードに、100均の木箱やカーテンフックなどを使って使いした有孔ボード収納はこんな感じです。

写真右上のフェイクグリーンを飾っているひし形の飾り棚は、セリアの扉型の木箱を木工用ボンドで貼り合わせて作っています。

飾り棚を有孔ボードに引っ掛けるフックは必要なくて、100均の釘を打ち付けて曲げるだけで、有孔ボードに引っ掛ける時のフックとして代用することが出来ます。


飾り棚の端に半分まで打ち込んだ釘の先端を折り曲げたら、折り曲げた釘の先端を有孔ボードの穴に引っ掛けます。

有孔ボードにしっかりと壁掛けするには、釘を曲げる角度が大きなポイントです。
この飾り棚にはあまり重い雑貨は飾れませんが、100均で販売されている小さなフェイクグリーンやフィギアくらいならば飾ることが出来ます。
飾った物の落下が気になる場合には、木箱の内側に釘を打ち込むだけで落下防止対策が出来ます。

有孔ボードに棚が作れる専用のフックも販売されています。

ただ、特殊な有孔ボードフックは値段が安くはないので、100均を駆使して手作りされている方も多いです。
実際に作って使い勝手を確かめてみると、あまり重たいものは置けそうにありませんが、少しでも安く有孔ボードに飾り棚を作りたいという場合には使えると思いました。
次に、木の板と釘を使って有孔ボードに収納棚を作ります。
100均の木の板と釘フックで有孔ボードに収納棚が作れる
当記事では、自宅に余っていた木の板を使いましたが、無い場合は少し太めの100均の板でも代用して作ることが出来ます。
まず、有孔ボードの穴の位置と間隔とを合わせて、木の板の側面に印を付けて釘を半分まで打ち込みます。

次に、木に打ち込んだ釘の先端を曲げて、有孔ボードの穴に引っ掛かる状態にします。

木の板に打ち込んだ2本の釘の先端を、上の写真の状態に折り曲げることが出来たら、有孔ボードに引っ掛かるか確認します。
釘を折り曲げた2本のフックだけでは、有孔ボードの収納棚としての強度が不安です。
そこで、木の板の底にL字金具も取り付けて補強しておきました。

L字金具を棚板の裏側に取り付ければ、上からの重さがあっても金具がしっかりと支えてくれるので強度も上がりました。

有孔ボードの色んな場所で付け替えが出来るように、L字金具は棚板のみに固定をしています。
試しに、木製スヌーピーのマスコットを置いてみましたが、棚板がグラつくこともなくちゃんと支えられていて、少し重さのある雑貨を飾って置くことも出来ました。

収納棚に飾ったものが落下する心配がある場合には、100均のセリアで販売されているアイアンバーを取り付ければ落下防止対策になります。

次に、100均のカーテンフックを使って、有孔ボードフックを自作しました。
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100均のカーテンフックは有孔ボードフックとして使える
有孔ボード専用のフックは決して安くはないので、ただ有孔ボードに何かを飾る為だけに購入するのは少しもったいない気がしました。
そこで、100均のカーテンフックを少し曲げて、有孔ボードフックとして使ってみました。

100均セリアの「フック付きクリップ」のフック部分を少しだけ広げると、有孔ボードの穴にフックとして引っ掛けることが出来ます。

フッククリップのクリップ部分で飾りたい物を挟めば、有孔ボードに黒板やポストカード、写真なども簡単に飾ることが出来ます。
クリップで挟むことが出来ないアクセサリー類を収納したい場合には、100均の「ブリキフレーム」を使います。
100均のブリキフレームで有孔ボードにブローチ収納が作れる
アクセサリー類はクリップで挟んで収納することが出来ませんが、背面にピンが付いているブローチなどは、100均の「ブリキフレーム」に貼り付けて収納することが出来ます。

ブリキ部分に超強力マグネットを並べて貼り付けておくと、ピンの付いているブローチを近付けるだけでピタッとひっついてくれます。
作り方は簡単です。
- ブリキフレームを2個並べて後ろからタッカーで固定する
- ブリキフレームの四隅に釘を打ち込んで、釘の先端を折り曲げて有孔ボードフックを作る
- 釘を折り曲げて作ったフックがしっかりと有孔ボードに引っ掛かるか確認する
この3ステップです。
「ブリキフレーム」に貼り付けたマグネットに、ブローチなどのアクセサリーをくっつけて収納すると、飾りながら収納しておけて手持ちのアクセサリーが見やすいです。

実際に使ってみると、アクセサリーを使う時もしまう時もマグネットでピタッとひっつけるだけでなので簡単で、面倒な手間もなく綺麗な状態を保つことが出来ました。
有孔ボードの取り付けで玄関に隠れ収納が作れる
全部をかっこいい感じに見せばがら収納することは出来ないので、見せたくない玄関の芳香剤などは、出来るだけ隠して収納が出来る状態にしたいと思いました。
賃貸の玄関で有孔ボードを取り付ける時には、壁を傷付けないように突っ張り金具などを使って柱を作って取り付ける場合がほとんどだと思います。
有孔ボードを取り付ける柱をほんの少し手前に作れば、有孔ボードの背面に隙間が出来て、見せたくない物を隠して収納が出来るスペースが作れます。

頑張ってもおしゃれに見せる収納が出来ない物は、隠して収納した方がホコリもかぶらずで汚れにくくて、こまめな掃除も必要なくなってラクになりました。
見せる収納があまり得意ではない場合には、是非有孔ボードの背面に隠れ収納を作ってみて欲しいです。
次に、100均のリメイクシートやステッカーを使って、靴箱を男前インテリアっぽくリメイクしていきます。
玄関の靴箱をリメイクシートで男前インテリアにアレンジする方法!
100均のセリアでは、「貼って剥がせるリメイクテープ」という商品も販売されています。

我が家の玄関のリメイクには、リメイクシートではなくて、この「貼って剥がせるリメイクテープ」を使ってみました。
ただし、貼って剥がせるといっても貼る場所によっては綺麗に剥がせない場合もあります!
貼りたい場所の隅で試しに貼って剥がして問題がないか確認をしてみる方が◎!
玄関の靴箱にレンガ柄の剥がせるリメイクシートを貼る
天板に木目の壁紙を貼れたら、レンガ柄のリメイクシートを靴箱の側面に貼っていきます。

次に、レンガのリメイクシートの上から、100均の写真フレームに入れたポスターと、100均の転写シールを貼り付けます。

次に、靴箱の扉の部分の白いレンガ柄のリメイクシートを貼っていきます。

剥がせるリメイクシートはテープ状になっているので、上から順番にレンガ柄を合わせながら貼っていきます。

靴箱の取っ手の周りはリメイクシートが貼りにくいので、取り外しが可能な場合は取っ手を外してメイクシートを貼りつけた方が綺麗に貼れます。
バスサインのステッカーで男前インテリアは作れる
扉全体にレンガのリメイクシートを貼り終わったら、ダイソーで購入したナンバーカードを貼り付けます。

男前インテリアではよくナンバーカードが使われます。
ダイソーで販売されているナンバーカードは大きさもあって、男前インテリアでもよく使われるモノクロタイプで使いやすいです。
扉に貼ったナンバーカードの縁は、ダイソーのリフォームテープで囲います。

レンガの剥がせるリメイクテープを貼った靴箱の扉の左側には、300円均一で購入したバスロールサインのステッカーシールを張り巡らせました。

これで、賃貸の靴箱のリメイクは完了です。
セリアの剥がせるリメイクテープを使っていたので、剥がしたい時に綺麗に剥がすことが出来たのですが、実はどこに貼っても綺麗に剥がせるわけではありません。

次に、玄関のポストをリメイクしていきます。
玄関扉のポストはmtCASAのマスキングテープでカスタマイズする
我が家の玄関ポストは、賃貸や団地でよくみかけるごくごく普通の玄関ポストでした。

こんな白いポストでも、黒のマスキングテープを使えば簡単に男前インテリアっぽく変えることが出来ます。
男前インテリアでよく使われるナンバーシールなども貼れば、黒のマスキングテープを使ったポストのリメイクは完了です。

マスキングテープでリメイクをすると、綺麗に剥がさないといけない引っ越しなどの時にも、簡単に綺麗に剥がせて現状回復が出来ます。
この時に使用したマスキングテープは、mtCASAのマットブラック(15mm)↗です。
mtCASAのマット地の黒色マスキングテープは、重ねて貼っても重なっている箇所が分かりにくくて扱いやすいです。
ただし、ポストなどの小さな場所に貼る場合には、幅が広いマスキングテープだと貼った時にシワが入る失敗が起こりやすくなります。
100均のマスキングテープはおすすめ出来ない
玄関のポストのリメイクで使ったmtCASAのマスキングテープは、壁紙のリメイクなどでも使えるマスキングテープです。
mtCASAはマスキングテープの貼っても綺麗に剥がせる特徴を活かして、壁紙のようにも使える幅広タイプのマスキングテープも販売されています。

100均でもマット地のマスキングテープが販売されていますが、長期間同じ場所に貼るとなると、100均のマスキングテープはあまりおすすめではありません。
何故なら、我が家では壁紙に黒の色が移ってしまうということが起こったからです。
以上で、リメイクシートを使っての玄関や靴箱のリメイクと、賃貸の壁を傷付けない方法での有孔ボードの取り付けは完了しました。


このままで約2〜3年間は生活をしていました。
そして、長期間貼りっぱなしにしていたリメイクシートは綺麗に剥がせるのか、突っ張り金具は綺麗に取り外せるのかを、引っ越し前に原状回復してみました。
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DIYした有孔ボードやリメイクをした玄関を引っ越しで原状回復してみた!
まず、セリアで販売されているリメイクテープには、貼って剥がせるとしっかりと書かれていました。
ここに嘘はなく、本当に書いてある通りに綺麗に剥がせました。
貼ってから約3年経った我が家で剥がせるリメイクシートを剥がしてみると、季節を通して熱や湿気で劣化したリメイクシートは剥がしにくくなっていました。
まずは、靴箱の側面部分のレンガのリメイクシートを剥がしてみました。

少しでも勢いよく剥がしてしまうと、2層になったリメイクテープが破れて剥がれ靴箱にはテープの粘着部分だけが残ったままになってしまいました。

剥がせるリメイクシートを貼った場所が化粧板でつるつるとしていたので、時間をかけてなんとか綺麗に剥がすことが出来ました。

続いて、靴箱の扉に貼っていたリメイクシートを剥がし始めてみると、こちらも同じく貼った当初よりもかなり剥がしにくいと感じました。

ただ、靴箱の側面と扉に貼った100均の剥がせるリメイクシートは、結果的にはどちらも綺麗に剥がすことが出来ました。

有孔ボードを取り付ける為に突っ張り金具で作っていた柱は、突っ張る部分に当て木をしていたので、傷も付けずに取り外しが出来ました。
ただ、突っ張り金具を当てていた当て木は結構凹んでいたので、突っ張り金具を使う時の当て木は必ずしておいたほうが良いです。
やってみて分かった現状回復DIYで注意しないといけないこと
突っ張り金具を使って有孔ボードを取り付ける時には、突っ張る部分に当て木をしないと壁を傷付ける可能性がありました。
実際に、有孔ボードを取り外した時に当て木を見ると、金具を当てていた木が凹んでいたからです。
また、100均では色んな種類のリメイクシートが販売されていて、それらを使った原状回復が出来るリメイクが沢山紹介されています。
でも、実はリメイクシートには「貼って剥がせる」とは書かれていないので、原状回復が失敗しないように注意が必要です。
100均のリメイクシートは粘着力が弱いです。
結果的に貼っても綺麗に剥がせた人が多数いるだけで、原状回復用に作られたリメイクシートではありません。
100均のセリアでは、「剥がせるリメイクテープ」と書かれた商品も販売されていますが、こちらも同様で長期間貼りっぱなしにしておくことは避けた方が良さそうです。
剥がせるリメイクテープを賃貸の壁紙の上から貼ると、確かに貼ってすぐだと簡単に綺麗に剥がすことが出来ました。
でも、剥がせるリメイクテープで剥がしやすかったはずのリメイクテープも、長期間貼りっぱなしで数年経ってしまうと剥がれにくくなっていました。

壁紙や剥がせるリメイクシートを貼るリメイクは、簡単に手を出すことが出来るので、デメリットの下調べをせずに始めてしまって、原状回復に失敗するケースも多いです。
原状回復ありきのDIYを考えている場合には、
- リメイクシートをあまり長期間貼りっぱなしにしない
- 突っ張り金具などで強く壁で突っ張る場合は壁を保護する
この2点は守っていた方が、壁を傷付けないで現状回復が出来ると思います。

今日はここまで〜
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