プラバンを上手に作りたいけれど、
プラバンの色付けのやり方と着色方法が色々とあって迷う！
着色材料ごとの色付けの方法が知りたいなー！
と思ったことはありませんか？
プラバンの色付け方法には色々な種類があります。
また、プラバンの色付けで使える着色材料も様々です。
でも、マッキー油性ペン、ポスカ、アクリル絵の具、色鉛筆などの着色材料を使った色付けでコツをつかめば、見た目も上手なプラバンが簡単に作れます。
例えば、マッキーの油性ペンと色鉛筆を掛け合わせた色付け方法で、下の写真のような完成度の高いプラバンが作れるようになります。
この記事では、マッキー（油性ペン）、色鉛筆、ポスカ、アクリル絵の具などの着色材料を使ったプラバンの色付け方法とコツを紹介します。
記事を読み終わると、プラバンの色付け方法のバリエーションが増えて、完成度の高いプラバンが作れるようになります！
プラバンの色付けに色鉛筆を使う着色方法
数年前までは、プラバンの色付けで色鉛筆を使うには、プラバンの裏側をやすりで傷付けないと着色ができませんでした。
でも、今はそんな加工をしなくても色鉛筆で色付けが出来る「フロストタイプのプラバン
」が販売されています。
まずは、フロストタイプのプラバンを準備します。
フロストタイプのプラバンは100均でも購入できます！
まとめて購入する場合は、Amazonが100均よりも数十円安くなります！
次に、色鉛筆とマッキー（油性ペン）を準備します。
プラバンの色付けで色鉛筆を使う時は、色鉛筆とマッキー油性ペンの2種類をかけ合わせた着色方法がおすすめです。
この2種類の着色材料を使った方が、誰でも簡単に完成度の高いプラバンが作れます。
ではでは、色鉛筆とマッキー油性ペンの2種類を使った色付けのやり方を説明していきます。
手順① プラバンの表からマッキー油性ペンでイラストの線を書きます。
手順② プラバンの裏側から色鉛筆で隙間なくしっかりと色を塗ります。
手順③ 色鉛筆が厚塗りになった部分をティッシュで軽く拭き取ります。
この3ステップで、色鉛筆を使ったプラバンの色付けは完了です！
あとは、いつも通りにプラバンをトースターで焼くだけです。
プラバンをキレイに焼けない時は、以下の記事を参考にしてみて下さい。
プラバンに色鉛筆で色付けする時は、表と裏（両面）を使って色付けすることと、薄く塗ることがポイントです！
プラバンは、トースターで焼くと1/4くらいに縮みます。
プラバンが縮む時には、色鉛筆で色付けした部分の色は濃くなります。
なので、プラバンに色鉛筆で色付けする時は、
これだとかなり薄く塗り過ぎてるかなー？
と思うくらいの濃さで塗っておいて下さい。
そのくらいの薄さで色鉛筆で色付けしていた方が、プラバンの焼き上がりの色鉛筆の色がキレイです。
マッキー油性ペンと色鉛筆で色付けしたプラバンは、イラストのアウトラインが浮き上がって見えます。
プラバンの表からはマッキー油性ペンでイラストを描き、裏側から色鉛筆で色付けすることでこの雰囲気のプラバンが作れます。
ここで、一つだけ注意点があります。
プラバンに色鉛筆で色付けすると、色付けした裏側で激しい色移りが起きてしまいます。
なので、最後の仕上げに水性ニスなどでのコーティングをするようにして下さい。
水性ニスは、色鉛筆とマッキー油性ペンが滲まない「パジコの水性ニス」がおすすめです。
100均の水性ニスはイラストが滲みやすいのあまりおすすめはできません！
また、水性ニスの上から「清原UVレジン」で重ねてコーティングをする、ぷっくりとかわいい完成度の高いプラバンが作れます。
「清原UVレジン」は、Amazonでの購入が安いです！
プラバンに色鉛筆で色付けする時の詳しいコツや、失敗を防ぐ方法、コーティング方法などは、以下の記事でまとめています。
もっと詳しく知りたい場合は、ぜひ参考にしてみて下さい！
スポンサードリンク
プラバンの色付けでアクリル絵の具を使う着色方法
プラバンの色付けでアクリル絵の具を使う場合は、マッキー油性ペンとアクリル絵の具を組み合わせた色付け方法がおすすめです。
この２種類の着色材料を使った色付けで、簡単に完成度の高いプラバンが作れるからです。
プラバンの色付けにアクリル絵の具を使うやり方は簡単です。
手順① プラバンの表面から、マッキー油性ペンでイラストの線を書いて下さい。
手順② アクリル絵の具で色付けする前に、プラバンをトースターで焼きます。
手順③ 焼けたプラバンの裏面から、アクリル絵の具で塗り絵のように色を塗っていきます。
手順④ 色ムラが無くなるまで、「乾かして重ね塗りをする」を繰り返します。
この4ステップで、アクリル絵の具の色付けで作るプラバンが作れます！
プラバンの色付けでアクリル絵の具を使う時のコツは、全部で３つです。
- 重ね塗りは塗ったアクリル絵の具が乾いてから
- プラバンと相性の良いアクリル絵の具を使う
- プラバンにアクリル絵の具で色付けするのは焼いた後
プラバンにアクリル絵の具で色付けをする時は、乾かしながら重ね塗りを繰り返します。
プラバンに塗ったアクリル絵の具の色ムラは、しっかりと乾かしながら重ね塗りを繰り返すことで分からなくなります。
アクリル絵の具が十分に乾いていない状態で重ね塗りをすると、別の色が混ざって汚くなったり、色ムラができたりする失敗の原因になります。
また、プラバンと相性の良いアクリル絵の具を使うことも、アクリル絵の具の色付けで作るプラバンの完成度を上げる一つのポイントです。
プラバンでも色を弾かずに塗れるアクリル絵の具は、以下の記事を参考にして下さい。
そして、プラバンにアクリル絵の具で着色色付けするタイミングは、プラバンを焼いた後が正解です！
アクリル絵の具で色付けしてからプラバンを焼くと、焼き終わった後にアクリル絵の具で塗った部分にひび割れが起こって失敗しやすいからです。
アクリル絵の具で色付けしたプラバンも、最後の仕上げに水性ニスとレジンでコーティングして下さい。
コーティングするだけで、色落ちが防げて完成度もグンと上がります。
プラバンのコーティング方法については、以下の記事を参考にして下さい。
スポンサードリンク
プラバンの色付けでポスカを使う着色方法
プラバンの色付けでポスカを使う作り方は、①プラバンを焼く前にポスカで着色する方法、②プラバンを焼いた後にポスカで着色する方法の2種類があります。
おすすめは、プラバンを焼いた後にポスカで色付けする作り方です。
プラバン焼いた後にポスカで色付けすると、失敗が少なくて誰でも簡単に完成度の高いプラバンが作れるからです。
プラバンを焼いた後にポスカで色付けする作り方は、以下の④ステップです。
- プラバンに油性ペンでイラストを描く
- イラストを描いたプラバンをトースターでプラバンを焼く
- 焼けたプラバンの背面からポスカで着色する（塗り絵する感じ）
- 水性ニス&レジンでコーティングする
まず、マッキー油性ペンでイラストを書いたプラバンをトースターで焼きます。
焼いたプラバンにポスカで色付けすると、発色が良くてポップな雰囲気に仕上がります。
また、表面からマッキー油性ペンで描いて裏面からポスカで色付けすると、プラバンに立体的な奥行きが出ておしゃれな仕上がりになります。
プラバンにポスカで色付けすると、ムラになりやすいという欠点があります。
ポスカの色付けでムラをなくすには、「しっかりと乾かしてから重ねて塗る」という丁寧な重ね塗りをする必要があります。
ポスカで重ね塗りする時はしっかりと乾かしてから塗り重ねる！
ポスカが乾いていない状態で重ね塗りをしてしまうと色ムラが悪化します！
重ね塗りは、必ずしっかりと乾いてからにしましょう！
ポスカで色付けしたプラバンも、最後の仕上げに水性ニスとレジンでコーティングして下さい。
コーティングするだけで、色落ちが防げて完成度もグンと上がります。
プラバンにポスカで色付けする時のコツやコーティング方法なども知りたい場合は、以下の記事を参考にしてみて下さい。
スポンサードリンク
プラバンの色付けでクレヨンを使う着色方法
プラバンにクレヨンやクレパスで色付けする方法は、グラデーションを作りたいと考えている場合に向いています。
プラバンにクレヨンで色付けするには、プラバンの表面を紙やすりで削る必要がありましたが、今ではもうその必要はありません。
プラバン片面の手触りがザラザラとした加工がされている「フロストタイプのプラバン」を使えば、紙やすりでプラバンに傷を付けなくてもクレヨンで色付けがでます。
なので、まずは「フロストタイプのプラバン」を用意します。
100均でも購入できますが、まとめて購入する場合はAmazonの方が安く買えます！
プラバンにクレヨンで色付けする方法は、以下の④ステップです。
- マッキー油性ペンでプラバンにデザインを描く
- プラバンの裏面から何種類かの違う色のクレヨンで重ねながら塗る
- 作ったグラデーションが厚塗りになった部分はティッシュで叩いてボカす
- プラバンに薄く色が付いてグラデーションになれば焼く
プラバンの裏側（ザラザラした面）で、異なる色のクレヨン数種類を使って重ね塗りしながらグラデーションを作ります。
プラバンにクレヨンで色付けする時のコツは３つです。
- 厚塗りし過ぎない！
- ティッシュで叩きながらボカシてグラデーションを作る
- 少し薄いかな？くらいの色のつき方でOK！
まず、クレヨンを厚塗りし過ぎないことがポイントです。
プラバンはトースターで焼いた時に、縮んで色が濃くなります。
クレヨンで色付けする時の濃さは、
これちょっと薄いかな？
と思うくらいが丁度いいです。
クレヨンで濃い色付けをすると、クレヨンの着色で表現できるグラデーションも作れなくなってしまいます！
クレヨンで色付けしたプラバンも、最後の仕上げに水性ニスとレジンでコーティングして下さい。
コーティングするだけで、色落ちが防げて完成度もグンと上がります。
プラバンのコーティング方法については、以下の記事を参考にして下さい。
スポンサードリンク
プラバンの色付けでマニキュアを使う着色方法
プラバンにマニキュアで色付けする方法は、以下の③ステップです。
- プラバンにマッキー油性ペンでイラストを描く
- イラストを描けたらトースターで焼く
- 焼き終わったプラバンの裏面側からマニキュアで色を塗る
プラバンにマニキュアで色を塗る時は、プラバンの裏面側から塗った方が、表から見た仕上がりがキレイです！
プラバンにマニキュアで色付けする時のコツは2つです。
マニキュアを塗ったら一度しっかりと乾かして重ね塗りする！
仕上げのコーティングにトップコートを使わない！
マニキュアで塗った時の色ムラが気になる場合は、最初に塗ったマニキュアがしっかりと乾いてからにして下さい。
先に塗ったマニキュアが乾いていない状態で重ね塗りをすると、余計に色ムラが出て仕上がりがきたなくなって失敗してしまいます。
また、マニキュアで色付けしたプラバンをトップコートでコーティングする人がいますが、それはおすすめできません。
トップコートでコーティングするとすぐに剥がれてしまいます。
マニキュアで色付けしたプラバンも、最後の仕上げに水性ニスとレジンでコーティングして下さい。
プラバンのコーティング方法については、以下の記事を参考にして下さい。
コーティングするだけで、色落ちが防げて完成度もグンと上がります！
絵を描くことが苦手な人は、プラバンとマニキュアを使った宇宙柄プラバンや、プラバンのピアス作りがおすすめです。
これらのプラバンアクセサリーは、マニキュアとプラバンさえあれば簡単に作れます。
絵を描く必要なしで簡単です！
絵を描くことが苦手な人は、下記記事で紹介しているマニキュアを使った宇宙塗りプラバンをぜひ作ってみて下さい。
スポンサードリンク
プラバンに色付けしない印刷する方法もおすすめ！
イラストを書くことが苦手だったり、キャラクター物のプラバンを作りたい時には、プラバンにイラストや画像を印刷して作る方法が簡単でおすすめです。
ただし、普通の透明プラバンには印刷ができません！
プラバンにイラストや写真の印刷をしたい場合は、印刷が出来る「プリントプラバン」を使って下さい。（100均でも買えます）
100均でも購入できますが、まとめて購入するのならばAmazonの方が安いです！
プラバンに印刷をした時は、印刷面に直ぐに触れてしまうとインクが滲んでしまいます。
インクが乾くまでは触らないようにしましょう！
しっかりと乾かしてから、水性ニスやレジンでコーティングして下さい。
プラバンに綺麗に印刷するコツとプリンターの設定方法は、以下の記事を参考にして下さい。
スポンサードリンク
まとめ
プラバンの色付け方法のおすすめと作り方をまとめてみました！
プラバンの色付けで色鉛筆を使った着色方法
色鉛筆でプラバンに着色する場合は、プラバンの表側から油性ペンでアウトラインを描いて、裏側から隙間なく色鉛筆で色を薄く塗る。
濃く塗りすぎた部分はティッシュなどで叩くように軽く拭き取ってから焼く。
プラバンの色付けでアクリル絵の具を使った着色方法
アクリル絵の具で着色する場合は、プラバンの表側から油性ペンでアウトラインを描く。
アクリル絵の具での色塗りはプラバンを焼いた後にする。
アクリル絵の具で色ムラを出さないためには、しっかりと乾かしてからの重ね塗りを繰り返す。
プラバンの色付けにポスカを使った着色方法
ポスカで着色する場合は、プラバンを焼く前に塗った部分はトースターで焼くとひび割れてしまうので注意！
ポスカでプラバンにベタ塗りする場合は、焼いた後に塗る。
プラバンの色付けでクレヨンを使った着色方法
クレヨンやクレパスで着色をしてグラデーションを作る場合は、プラバンを焼く前に薄く色を塗ってティッシュでボカす。
グラデーション作りの着色は、濃く塗り過ぎない薄付きがベスト。
プラバンの色付けでマニキュアを使った着色方法
マニキュアでの着色はプラバンを焼いた後。
塗りムラをなくすためには、乾いてから重ね塗りを繰り返す。
プラバンのコーティングは、耐久性がないトップコートではしない。
以上が、プラバン作りでおすすめの色付け材料を使った着色方法です。
イラストを書くことが苦手！
という人は、印刷するだけで完成度の高いプラバンが作れる「印刷用プラバン」の使用がおすすめです。
印刷用プラバンにイラストを印刷する方法は、以下の記事を参考にしてみて下さい。
今日はここまで〜
▼プラバンをレジンでコーティングする方法はこちら
▼プラバンを真っ直ぐキレイに焼く方法はこちら
スポンサードリンク
スポンサードリンク
